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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (135 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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○データ基盤構築の状況(データの蓄積・統合・連携及び解析・実装を行った課題数)
○アカデミア、企業によるデータ基盤の利活用実績
○研究成果の科学誌への論文掲載件数
【期待されるアウトカム】(※)
医療等情報の二次利用推進により、医薬品・医療機器等の有効性・安全性評価の充実、
臨床像の解明や創薬開発の推進、感染症危機等への対応、医療等サービスの質の評価等
につながることが期待される。
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
新規事業のため、なし。
(※)医療分野研究開発推進計画(令和2年3月 27 日決定、令和7年2月 18 日一部変更)を元に記載。

2 令和8年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
新規事業のため、なし。
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】公的DB、次世代DB等を活用したユースケースの実証
【概要】各DBに蓄積されたリアルワールドデータ(RWD)の解析(個人単位での連
結を含む)により、疫学情報の把握、医薬品の市販後安全性調査の評価、臨床試験の
効率性向上等、様々な成果が期待されている。RWD活用の様々なユースケースの実
証を行い、データパイプライン、データ処理技術等の課題を明らかにし、その解決方
法を提案・検証する。
【成果の活用】様々なユースケースに対応できるデータパイプライン、データ処理技術
を情報連携基盤上に実装し、データ利用者のニーズに応える。また、情報連携基盤の
データの質・量の向上などにより、更なるRWDの活用、RWEの創出につながる。
【課題名】医療等情報の利活用を加速するために基盤等が備えるべき機能・技術、モジ
ュール開発
【概要】データ利用者のニーズを踏まえ、①クラウド環境で解析を行う Visiting 解析
環境、②データをリアルタイムに可視化できるダッシュボード機能、③ナレッジグラ
フ、④データ品質・ユーティリティーラベル等の基準を開発する。
【成果の活用】開発した成果物を情報連携基盤等に実装することで、データ利用者の研
究等の計画策定、利用申請から解析環境・データセット準備、解析、利用終了までの
一連のユーザージャーニーをニーズに合わせてサポートできる。結果として、様々な
ユースケースの実現に寄与し、医学・医療分野のイノベーションにつながる。



参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
・医療DXの推進に関する工程表(令和5年6月2日医療DX推進本部決定)
Ⅲ 具体的な施策及び到達点
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