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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (88 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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【課題名】性差を考慮した健康課題の予防・健康増進に関する研究
【概要】男女共通の健康課題の中には、発症頻度、発症後の進行及び薬物療法等の治療奏
功性に関して、女性の方が問題となるものが複数存在するが、これらの発症や経過の性
差のメカニズム等には不明な点が多い。本研究では、性差が見られる健康課題の発症頻
度、進行及び治療奏功性の解明へ向けた研究を推進する。
【成果の活用】男女共通の健康課題の予防・健康増進に資する手法の開発につなげ、女性
の QOL 向上を目指す。



参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
「経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)2025」(令和7年6月 13 日閣議決定)
抜粋
【第2章.4】国民の安心・安全の確保(女性・高齢者の活躍)
国立女性教育会館を機能強化した、機構法に基づく新機構の創設により、地域の男女
共同参画を推進する。女性特有の健康課題及び性差に由来した健康課題への対応の普及
に向け、女性の健康総合センターや大学、研究機関における調査研究や全国的なネット
ワーク体制の構築を進めつつ、中小企業の健康経営の取組への支援やフェムテックの利
活用など女性の健康支援に取り組む。女性用トイレの利用環境の改善に向けて、国内外
の動向等の把握を進め、対策を推進する。男女共同参画の視点に立った防災・復興、W
PS、多様な被害者への相談支援の充実等の性犯罪・性暴力対策やDV・ストーカー対
策、官民協働の支援体制の構築等の若年女性を含む困難な問題を抱える女性の支援に取
り組む。
「統合イノベーション戦略 2025」(令和7年6月6日閣議決定)抜粋
【第2章.4(6)】健康・医療<AMEDによる研究開発の推進>
第3期医療分野研究開発推進計画を踏まえた研究開発を推進。
「健康・医療戦略」(令和7年2月 18 日閣議決定)抜粋
【4.1(5)】研究開発の推進
○疾患領域に関連した研究開発
第3期では、第2期に引き続き、がん、難病の視点でプロジェクトを横断して連携協力
を調整する体制を構築するとともに、生活習慣病、神経疾患・精神疾患、老年医学・
認知症、成育、歯科口腔保健については、各疾患に注目しつつ、ライフコースの視点
で全体的なマネジメントを導入して研究開発を推進する。


他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
女性の健康の包括的支援実用化研究事業では、女性特有の疾病に関する研究、男女共
通課題のうち特に女性の健康に資する研究等を行っている。一方、厚生労働科学研究費
補助金で実施する女性の健康の包括的支援政策研究事業は、こうした成果を国民に還元
するため、女性の健康に関する社会環境の整備に関する研究等を実施し、研究成果を施
策に反映することを目的としている。
AMED が実施する成育疾患克服等総合研究事業においては、受精・妊娠に始まり、胎児
期、新生児期、乳児期、学童期、思春期までのライフステージに応じた健康課題の克服、
また、生殖補助医療・母胎疾患・分娩等に関する病態解明、診断・治療技術の開発、実
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