除くと、他に「日本語を第一言語としない」も高い。父母が病気や障害を抱えていても、こ
ども自身は状況がよく分からないまま家族の世話をしている可能性がある（図表 2-2-12）
。

第

図表 2-2-12

世話をしている父母の状況（複数回答）
依存症以外の病気

5.1
14.9
13.9

依存症 （ 疑 い 含 む ）

20.0
15.4
0.0
18.8

5.3
3.3
9.1
0.0

17.3
14.3
9.1
62.5

依存症 以 外 の 病 気

12.0
7.7
9.1
18.8

18.7
17.6
27.3
31.3

19.6
23.5
22.8

33.3
-

15.2
-

（％）
無回答

知的障 が い

5.3
4.4
0.0
0.0

その他

身体障 が い

6.7
9.9
18.2
0.0

精神疾 患 、

認知症

13.3
13.2
9.1
0.0

精神疾 患 、

（介護が 必 要 な 状 態 ）

要介護

65

10.9
14.9
16.8

（％）
無回答

依存症（疑い含む）

2.9
5.7
8.4

わからない

精神疾患（疑い含む）

8.7
28.7
11.4

その他

知的障がい

0.7
2.0
1.5

日本語を

身体障がい

8.0
11.5
10.9

第一言語としない

認知症

0.7
2.0
2.5

精神疾患、

要介護

3.6
8.3
11.4

歳以上）

75
91
11
16

5.1
7.7
16.3
高齢（

中学 2 年生
全日制高校 2 年生
定時制高校 2 年生相当
通信制高校生

65

（介護が必要な状態）

138
349
202
調査数 （ ｎ ＝ ）

福祉制度の概要と複雑化する課題

小学校 6 年生
大学 3 年生（母親）
大学 3 年生（父親）

高齢（ 歳以上）

章

調査数（ｎ＝）

2

32.0
37.4
45.5
0.0

※通信制高校生は「18 歳以下」と「19 歳以上」の合計
資料：厚生労働省子ども・子育て支援推進調査研究事業「ヤングケアラーの実態に関する調査研究報告書」（中学生・高校生
は 2020（令和２）年度、小学生・大学生は 2021（令和３）年度の調査結果）

父母への世話の内容は、中学生、高校生、大学生のいずれも「家事（食事の準備や掃
除、洗濯）
」が最も高い。また、中学生と全日制高校生では「外出の付き添い（買い物、
散歩など）」が次いで高い。定時制高校生、通信制高校生及び母親の世話をしている大学
生では「感情面のサポート（愚痴を聞く、話し相手になるなど）
」
、父親の世話をしている
大学生では「見守り」が次いで高い（図表 2-2-13）。
図表 2-2-13

父母への世話の内容（複数回答）
金銭管理

薬の管理

その他

24.0
15.4
18.2
25.5
23.5
20.3

8.0
7.7
9.1
0.0
3.4
2.5

12.0
12.1
27.3
25.0
10.0
9.9

5.3
7.7
18.2
0.0
7.7
8.9

2.7
1.1
0.0
6.3
5.2
8.4

無回答

通訳（日本語や手話など）

22.7
17.6
36.4
56.3
42.7
19.3

見守り

感情面のサポート

10.7
4.4
9.1
25.0
13.2
13.9

（愚痴を聞く、話し相手になるなど）

38.7
26.4
18.2
43.8
24.6
15.8

通院の付き添い

外出の付き添い

17.3
9.9
0.0
6.3
7.2
9.9

（買い物、散歩など）

73.3
68.1
72.7
75.0
69.9
56.9

身体的な介護

家事（食事の準備や掃除、洗濯）

75
91
11
16
349
202

（入浴やトイレのお世話など）

調査数（ｎ＝）

中学 2 年生
全日制高校 2 年生
定時制高校 2 年生相当
通信制高校生
大学 3 年生（母親）
大学 3 年生（父親）

（％）

9.3
13.2
18.2
0.0
-

※通信制高校生は「18 歳以下」と「19 歳以上」の合計
※小学生調査では、対象者に関わらず世話の内容を聞いている。
※大学生は、ほかに「家計を助ける」が母は 17.2％、父は 18.3％。
資料：厚生労働省子ども・子育て支援推進調査研究事業「ヤングケアラーの実態に関する調査研究報告書」（中学生、高校生
は 2020（令和２）年度、大学生は 2021（令和３）年度の調査結果）

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令和 5 年版

厚生労働白書