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令和5年版厚生労働白書 全体版 (140 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/index.html
出典情報 令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(8/1)《厚生労働省》
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オンラインならではの『新たな距離感』で、

オンライン子育て支援の認知度を向上さ

より深く悩みを打ち明けることができ、全国

せ、より多くの親子に利用してもらうととも

に新しい子育て仲間を作れること」と語る。

に、自治体や地域の子育て支援団体等との連

また、コロナ禍以前からの利用者の変化に

携を強化し、出産前からのアプローチを含

ついては「以前は安心する場、楽しい時間を

め、さらなる子育て支援の充実を図ることが

求めていた方が多かったが、自宅にこもりが

今後の展望である。

ちで孤立感という切実な悩みを抱え、人とつ



3

ながりたい方が増えた印象。また、リモート
ワークが普及し、オンラインでの参加のハー
ドルも大きく下がった」とのこと。

オンラインという新たな選択肢

新型コロナウイルス感染症の影響により乳

幼児親子の置かれた状況は一変した。自宅に

「つながり・支え合い」のある地域共生社会の実現を目指して

利用者からは「結婚を機に地方へ移り、周

いながら安心して受けられるオンラインによ

囲に友人はいなく、またコロナ禍で実家にも

る子育て支援へのニーズは今後さらに増すこ

帰れず不安な中、ほぼ一人で育児をしていた

とが見込まれる。

が、皆さんに励まされて、今では楽しく育児

近年、自治体や子育て支援団体でもオンラ

ができている」
、「コロナ禍で自治体の子育て

インによる子育て支援の取組みが徐々に始

サークルやイベントは軒並み中止。そのよう

まっている。オンラインという新たな選択肢

な中、全国のママさん達と交流できて嬉し

が増えることで、より多くの親子が子育て仲

かった」など感謝の声が多数寄せられている。

間や子育て支援につながり、子育ての喜びや

課題や今後の展望

楽しさを一層感じることができる社会づくり
が期待される。

運営上、最も気をつけているのは、オンラ

イン開催中の乳幼児に対する安全面の確保で
ある。乳幼児の身の回りに口に入れる危険な
物はないかなど、オンライン開催の専門ト
レーニングを受けたスタッフが細心の注意を
払いながら運営している。
こうしたオンライン特有の留意点の周知・
理解、ルール作りが重要であり、当協会で
は、オンライン子育て支援の普及・発展に向
け、オンライン開催のノウハウや支援者とし
てのスキルなどが学べる研修や講座などを開
催し、人材育成にも精力的に取り組んでいる。 


オンライン子育てひろばの開催風景

オンライン子育てひろばの開催風景

(3)誰も取り残されない仕組み

(デジタルの活用にあたっては、誰も取り残されないような配慮が求められる)
一方で、デジタル技術を実装化していくに当たっては、取り残される人が生じないよう
に配慮することが必要である。例えば、年齢階層別インターネット利用率を見ると、13
歳から 59 歳までの各階層で 9 割を超えている一方、60 歳以降、年齢階層があがるにつれ
て利用率が低下する傾向にある。また、内閣府「情報通信機器の利活用に関する世論調
査」によると、60 歳代の 25.7%、70 歳代以上の 57.9%がスマートフォンなどの情報通
信機器を利用できていないとの結果もある*18(図表 3-2-22)。今後、「誰一人取り残され
ない」デジタル化を実現するためには、デジタル化への不安感・抵抗感を解消し、デジタ
* 18 「ほとんど利用していない」と「利用していない」の合計割合。

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令和 5 年版

厚生労働白書