よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和5年版厚生労働白書 全体版 (110 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/index.html
出典情報 令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(8/1)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

こうした様々な取組みを多くの市

している。
「グッチョ」とは、福岡県筑
民に知ってもらうことも重要だ。市で

後地方の方言で「何かを一緒にし合う」
は、地域福祉マガジン「グッチョ」を
という意味。市で起こっている「○○
発行し、住民の多様な支え合いを広報
している。
「グッチョ」とは、福岡県筑
し合う」取組みや、それに関わる人の
福岡県筑後地方の方言で「何かを一緒にし合

インフォーマルな力に支えられた個性あふれ

し合う」取組みや、それに関わる人の
り上げることで、
「いい話だね」

「それなら

る活動が息づいている。市では、こうした住

ね」、
「それならできそう」と共感が生
まれている。それがさらに、地域で多
思いを取り上げることで、「いい話だ
できそう」と共感が生まれている。それがさ
様な活動が生まれる可能性にもつな
ね」、
「それならできそう」と共感が生
らに、地域で多様な活動が生まれる可能性に


久留米市には、地域住民・民間団体による

民主体の取組みの下支えを行うことで、
「制
度の心強さ」と「地域ならではの安心」
、両

まれている。それがさらに、地域で多
もつながる。
がる。

方のいろんな面が混じり合い、地域住民・民

様な活動が生まれる可能性にもつな

間団体・自治体が相互に「○○し合い」支え

グッチョ創刊号。一人の高齢合える地域を目指している。


がる。

グッチョ創刊号。一人
の自主的な活動から「見守りつ
の高齢者の自主的な活
グッチつ
ョ、

刊守
号ら
。一
人て
のい
高齢


る者
」姿を紹介。
動から「見守りつつ、
の自主的な活動から「見守りつ
見守られている」姿を
つ、見守られている」姿を紹介。
紹介。



3

支え合いのまち久留米を目指して

後地方の方言で「何かを一緒にし合う」
う」という意味。市で起こっている「○○し
思いを取り上げることで、
「いい話だ
という意味。市で起こっている「○○
合う」取組みや、それに関わる人の思いを取

「つながり・支え合い」のある地域共生社会の実現を目指して




 
いの
のま
まち
米米
をを
目指
 て
支支
ええ
合合い
ち久
久留留
目し
指てし
久留米市には、地域住民・民間団体

久留米市には、地域住民・民間団体
(3 つの支援を一体的に行うことで、相乗効果がもたらされる)
①相談支援、②参加支援、③地域づくりに向けた支援を市町村が一体的に展開することによ
り、相互作用が生じ、支援の効果が高まることが期待される。例えば、地域づくりに向けた支援
を通じて、地域で人と人とのつながりが生まれやすくなり、周囲の人が課題を抱える本人に声か
けをすることなどを通じ、
「相談支援」へ早期につながることなどが考えられる(図表 3-2-4)

図表 3-2-4

3 つの支援を組み合わせることによる効果
相談支援:ケースワーク
アウトリーチ
の余裕なし

アウトリーチ






地域づくり

高齢者

子ども

障害者

参加支援のための情報
が不足/余裕がない

高齢者

参加支援

子ども
障害者
緩和するような地域をどうつくるか

生きづらさが少しでも

多機関協働

分野別の予算執行
分野またぎの支援が
しにくい

生活困窮 分野またぎのケースに
対応する、余裕がない

地域づくり

相談支援:ケースワーク













アウトリーチ
追加財源

障害者

高齢者

高齢者
重層的
支援会議

生活困窮

子ども

追加財源

人と人がつながる
人と地域がつながる

参加支援

一体的な
生きづらさが少しでも

子ども
運用
障害者
緩和するような地域をどうつくるか
追加機能

追加財源

生活困窮

【出所】三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社

生活困窮

「重層的支援体制整備事業に係る自治体等における円滑な実施を支援するためのツール等についての調査研究報告書」(2021)
【出所】三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング株式会社「重層的支援体制整備事業に係る自治体等における円滑な実施を支
援するためのツール等についての調査研究報告書」
(2021)
資料:厚生労働省社会・援護局作成

96

令和 5 年版

厚生労働白書