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令和5年版厚生労働白書 全体版 (143 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/index.html
出典情報 令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(8/1)《厚生労働省》
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とから手助けすることで、その後も
が遠いが、スマホだとみんなと話せ
使いこなすことができている。参加
第 1 部 て嬉しい」と想定以上の嬉しい感想
つながり・支え合いのある地域共生社会
者は「初めてスマホを面白いと思っ
が届き、府中市高齢者支援課担当は
た」「文字入力とカメラが上達した」 者の歩数が増加
本取組みに手応えを感じている。
 利用者の1日の平均歩数は、アプ
と話す。
ている。参加者は「初めてスマホを面白いと
楽しみながら続けることで高齢者の歩数

リ利用
 か月後に  歩増加した。
 思った」「文字入力とカメラが上達した」と
が増加
日
継 続 の モ チ ベ ー シ ョ ン は 地 域 へ の 加えて、アプリへの平均投稿数は
話す。
利用者の 1 日の平均歩数は、アプリ利用
あたり平均  回で、コミュニケーショ
寄付による社会貢献
10 か月後に 1,600 歩増加した。加えて、ア
 継続のモチベーションは地域への寄付に
また、アプリを継続することで貯 ンが活発に行われていることがわか
プリへの平均投稿数は1日あたり平均3回で、
る。
まるコインを、府中市の社会貢献活
よる社会貢献
コミュニケーションが活発に行われているこ
利用者からは、「一人暮らしなの
動(市内で困窮する学生への食料支
とがわかる。
また、アプリを継続することで貯まるコイ
で仲間からの写真投稿が本当に嬉し
みんチャレの使い方講座の様子
援)に寄付できる。自分の小さな頑
利用者からは、「一人暮らしなので仲間か
ンを、府中市の社会貢献活動(市内で困窮す
い」「スマホはお留守番だったが、
スマホにあまり慣れていない人でも、
らの写真投稿が本当に嬉しい」「スマホはお
る学生への食料支援)に寄付できる。自分の
張りが誰かのためになると思うと、

意識して外に出向くようになった。
3
最初にアプリをダウンロードするこ

















留守番だったが、意識して外に出向くように
小さな頑張りが誰かのためになると思うと、
励みになり、人と人とのつながりも 毎日スマホ持って歩いている」「耳
とから手助けすることで、その後も

なった。毎日スマホ持って歩いている」
「耳
励みになり、人と人とのつながりも感じなが
感じながら健康づくりができるアプ
が遠いが、スマホだとみんなと話せ
使いこなすことができている。参加
取組開始2年目からは、地域包括支
が遠いが、スマホだとみんなと話せて嬉し
ら健康づくりができるアプリとして高齢者に
リとして高齢者に好評を得ている。
て嬉しい」と想定以上の嬉しい感想
者は「初めてスマホを面白いと思っ
援センターの職員がアプリの使い方
い」と想定以上の嬉しい感想が届き、府中市
が届き、府中市高齢者支援課担当は
 好評を得ている。
た」「文字入力とカメラが上達した」 高齢者支援課担当は本取組みに手応えを感じ
講座の講師を担当し、地域での普及
本取組みに手応えを感じている。
と話す。
を推進している。
ている。

こうしたICTを活用した高齢者
継続のモチベーションは地域への
の介護予防への効果が評価され、本
寄付による社会貢献
取組みは「令和3年度健康寿命を伸
 また、アプリを継続することで貯
ばそう!アワード」において厚生労
まるコインを、府中市の社会貢献活
働省老健局長優良賞を受賞している。
動(市内で困窮する学生への食料支





みん
チャレを利用している府中市民
みんチャレを利用している府中市民

取組開始 2 年目からは、地域包括支援セン
取組開始2年目からは、地域包括支

ターの職員がアプリの使い方講座の講師を担
援センターの職員がアプリの使い方
当し、地域での普及を推進している。
講座の講師を担当し、地域での普及
こうした ICT を活用した高齢者の介護予防
を推進している。

への効果が評価され、本取組みは「令和
3年
こうしたICTを活用した高齢者
府中
市の寄付プロジェクト
府中市の寄付プロジェクト
度健康寿命を伸ばそう!アワード」において
の介護予防への効果が評価され、本

厚生労働省老健局長優良賞を受賞している。
 楽 し み な が ら 続 け る こ と で 高 齢 取組みは「令和3年度健康寿命を伸
ばそう!アワード」において厚生労
働省老健局長優良賞を受賞している。

第3節

「つながり・支え合い」のある地域共生社会の実現を目指して

援)に寄付できる。自分の小さな頑
張りが誰かのためになると思うと、
励みになり、人と人とのつながりも
感じながら健康づくりができるアプ
リとして高齢者に好評を得ている。


人々の意欲・能力が十分発揮できる「つながり・支え合い」の創出

(行政区域をベースに活動する取組み(縦糸)と多様な主体によりニーズごとに特化して活
動する取組み(横糸)の協働で、住民の暮らしと地域社会に一層の豊かさがもたらされる)
新型コロナウイルス感染症の影響で人と人とのコミュニケーションが大幅に減ったこと

府中市の寄付プロジェクト
などにより孤独・孤立の課題が顕在化する中、社会や他者とのつながりの重要性が一段と

増している。
 楽しみながら続けることで高齢
市町村においては、第 2 節でみた取組みにより、重層的支援事業による相談支援体制や、
地域における住民相互のつながりを構築するための支援の土台(テーブル)を作ることが
まずは必要となる。

令和 5 年版

厚生労働白書

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