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令和5年版厚生労働白書 全体版 (74 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/index.html
出典情報 令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(8/1)《厚生労働省》
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図表 2-2-2

ひきこもり状態になってからの期間(年齢別)

ひきこもり状態になってからの期間
ひきこもり状態になってからの期間
(15~39歳)
(15~39歳)

ひきこもり状態になってからの期間
ひきこもり状態になってからの期間
(40~64歳)
(40~64歳)



2

21.5%

21.5%



7.6%

21.5%

7.6%
16.7%

福祉制度の概要と複雑化する課題

17.4%

14.0%

21.5%

26.7%
16.3%

16.7%

8.1%

n=144 15.3%

15.1%

n=144

16.3%

8.1%

17.4%
15.3%

14.0%

26.7%

19.8%

15.1%
n=86

19.8%

n=86

6か月~1年未満 1年~2年未満
6か月~1年未満
2年~3年未満
1年~2年未満

2年~3年未満

6か月~1年未満 1年~2年未満
6か月~1年未満
2年~3年未満
1年~2年未満

2年~3年未満

3年~5年未満

7年以上

3年~5年未満

7年以上

5年~7年未満
3年~5年未満 7年以上
5年~7年未満

5年~7年未満
3年~5年未満 7年以上
5年~7年未満

資料:内閣府「こども・若者の意識と生活に関する調査(令和 4 年度)」

(ひきこもり状態の方が抱える課題、求められる支援は多種多様である)
「ひきこもり」状態の長期高年齢化は、いわゆる「8050 問題」
(高齢の親と働いていない
独身の 50 代の子とが同居している世帯に係る問題)に象徴的に現れ、生活に困窮するなど
の深刻な問題につながっている。その背景には、家族やひきこもり状態の方の病気、親の
介護、離職、経済的困窮などの複合的な問題をその家族が抱えていることに加え、人間関
係の孤立など地域社会とのつながりが絶たれ社会的に孤立するといった事情も考えられる。
ひきこもり地域支援センターがつないだ関係機関をみると、
「保健所・保健センター」、
「民間団体」、「医療機関」、「地域若者サポートステーション」を始めとした様々な機関に
つながっており、それだけひきこもり状態の方が抱える課題、求められる支援が多種多様
であると言えるだろう(図表 2-2-3)。
東京都江戸川区が実施した「令和 3 年度江戸川区ひきこもり実態調査の結果報告書」*15
によると、ひきこもり状態の方がいる世帯における「困りごと」の上位は、
「自分の健康」
(61%)
、「家族の健康」
(59%)

「収入・生活資金」
(58%)であり、約半数の世帯は 3 個
以上の「困りごと」を抱えている(図表 2-2-4)。
一方、内閣府「若者の生活に関する調査」
(2015(平成27)年度)及び「生活状況に関する
調査」
(2018(平成30)年度)によると、ひきこもり状態の方が関係機関に相談した経験の有
無については、
「相談したことがない」と回答した者は、15~39 歳の層では55.9%、40~64
歳の層では55.6%となっており、いずれも半数以上の者が関係機関に相談した経験がない*16。

* 15 この調査では、ひきこもりの定義を「仕事や学校にほとんど行かず、家族以外の人との交流をほとんどしない方」としており、脚
注 13 の定義から期間の要件を除いている。
* 16 「どのような機関であれば相談したいか」という質問への回答が「どのような機関にも相談したくない」又は「無回答」であった者
は除かれている。

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令和 5 年版

厚生労働白書