よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和5年版厚生労働白書 全体版 (403 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/index.html
出典情報 令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(8/1)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第2部

現下の政策課題への対応

3 食品中の汚染物質対策
食品中の汚染物質については、薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食品規格部会にお
いて、規格基準の設定に係る基本的な考え方が示されている。具体的には、国際規格が定
められている食品については、我が国でも規格基準の設定を検討し、国際規格を採用する
こと、また、我が国の食料生産の実態などから国際規格を採用することが困難な場合は、
関係者に対し汚染物質の低減対策に係る技術開発の推進などについて要請を行うととも
に、必要に応じて関係者と連携し、
「合理的に達成可能な範囲でできる限り低く設定する」
という ALARA(As low as reasonably achievable)の原則に基づく適切な基準値又は
ガイドライン値などの設定を行うことなどとしている。
この考え方に基づき、2021(令和 3)年 6 月に清涼飲料水(ミネラルウォーター類)
中の六価クロム等の規格基準を改正、同年 7 月に小麦中のデオキシニバレノールの基準値
を設定した。
4 食品用器具・容器包装におけるポジティブリスト制度の導入
2018(平成 30)年の食品衛生法の改正により、食品用器具・容器包装の安全性や規制
の販売等の禁止等を行い、安全が担保されたもののみ使用可能とするポジティブリスト制
度を導入し、政令で対象の材質を合成樹脂と定め、2020(令和 2)年 6 月 1 日に施行し
た。
ポジティブリストは、その対象を「合成樹脂の原材料であって、これに含まれる物質」
とし、合成樹脂の基本を成すもの、合成樹脂の物理的又は化学的性質を変化させるために
最終製品中に残存することを意図して用いられる物質についてリスト化を行い、器具・容
2025(令和 7)年 5 月末までの間、施行までに使用していた物質を引き続き使用するこ



器包装に係る規格として定めた。なお、ポジティブリスト制度の円滑な運用のため、

健康で安全な生活の確保

の国際整合性の確保のため、規格が定まっていない物質を使用した食品用器具・容器包装

8



とできるよう、経過措置が設けられている。
また、器具・容器包装を製造する営業の施設の衛生的な管理の基準について、一般衛生
管理及び適正に製造管理をするための基準の規定、器具・容器包装のポジティブリストへ
の適合性を確認する手段として事業者間の情報伝達の規定が創設された。

令和 5 年版

厚生労働白書

389