よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和5年版厚生労働白書 全体版 (391 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/index.html
出典情報 令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(8/1)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第2部

現下の政策課題への対応

目標に掲げ、引き続き、献血推進の取組みを強化している。
図表 8-9-1


2025 年度までの達成目標(「献血推進 2025」より)


目標の定義

令和 7 年度
目標値

(参考)
10 代
:6.6%
若年層(16 歳~39 歳)の人口に対す
若年層の献血者数の増加
6.7% 20 代
る献血者数の割合(献血率)
:6.8%
30 代
:6.6%

令和 3 年度
実績値
(参考)
10 代
:4.5%
5.4% 20 代
:5.5%
30 代
:5.5%

安定的な献血の確保

献血推進活動に協力いただける企業・
団体の数

70,000 社

62,435 社

複数回献血の推進

年に2回以上献血された方(複数回献
血者)の人数

1,200,000 人

1,049,530 人

献血 Web サービスの
利用の推進

献血 Web 会員サービス「ラブラッド」
の登録者の人数

5,000,000 人

2,955,408 人

(1)献血の普及啓発

広く国民に献血の意義を理解し、献血を行ってもらうため、効果的な普及啓発を促進す

る。

(2)若年層対策の強化



① 10 代への働きかけ

健康で安全な生活の確保

具体的には、以下の事項を重点的に取り組んでいる。

献血への理解を深めてもらうことにより、初めての献血を安心して行っていただくた

8



め、SNS を含むインターネット等を主体とした情報発信を行うとともに、日本赤十字社
が実施する献血セミナーなどの献血普及の取組みを推進している。
② 20 代・30 代への働きかけ
献血率の減少傾向が続いている 20 代・30 代の方が献血に協力しやすいよう、献血
Web 会員サービス「ラブラッド」の活用を促すなど、献血を体験した方が、長期にわた
り複数回献血に協力してもらえるような普及啓発、環境整備に取り組む。また、企業など
への働きかけを一層強化することにより、安定的な献血者の確保を図るとともに、予約献
血の活用など献血者の利便性に配慮した新たな仕組みを検討している。

(3)安心・安全で心の充足感が得られる環境の整備

献血は相互扶助と博愛精神による自発的な行為であり、献血者一人一人の心の充足感が

活動の大きな柱となっている。
献血に協力いただく方々が、より安心・安全に献血できるとともに、心の充足感を得ら
れ継続して献血いただける環境整備を図っている。

令和 5 年版

厚生労働白書

377