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令和5年版厚生労働白書 全体版 (139 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/index.html
出典情報 令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(8/1)《厚生労働省》
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一般社団法人オンライン子育てひ
談室」と大きく3つのコンテンツがあ
第 1 部 つながり・支え合いのある地域共生社会
ろば協会(東京都千代田区、滝千尋代
る。利用者はスマートフォンやパソコ
表理事)では、全国乳幼児(0~3歳)
ンなどからオンライン上に開設され
自宅が子育てひろばに。オンライン専門子育てひろば「ママ
コラム
親子を対象に、コロナ禍以前の

ている「ひろば」にアクセスすること
こぺる」事業(一般社団法人 オンライン子育てひろば協会)
(平成 )年からビデオ通話アプリ
で全国どこからでも利用ができる。
一般社団法人オンライン子育てひろば協会
(=RRP)を利用したオンライン専門子
(東京都千代田区、滝千尋代表理事)では、
育てひろば事業「ママこぺる」を開設、

全国乳幼児(0~3 歳)親子を対象に、コロ



運営している。
ナ禍以前の 2018(平成 30)年からビデオ
 通話アプリ(Zoom)を利用したオンライ
 “ン専門子育てひろば事業「ママこぺる」を開
新しい子育ての味方”として

3

設、運営している。

子育ての不安・悩みを相談できる場として、
ンターや子育てひろばなどの地域子
全国には、子育て支援センターや子育てひろ
育て支援拠点が
 カ所((令
ばなどの地域子育て支援拠点が 7,856 カ所

和3)年現在)設置されている。しか

(2021(令和 3)年現在)設置されている。


スマートフォンなどから簡単にアクセス

 スマートフォンなどから簡単にアクセス

「子育てひろば」では、親子のふれあい遊

「子育てひろば」では、親子のふれ

びや交流、子育てに関する知識・情報等の提

し、乳幼児を子育て中の親子の場合、
しかし、乳幼児を子育て中の親子の場合、悪

あい遊びや交流、子育てに関する知
供、相談、リフレッシュ(親子ヨガ・ベビー

天候や体調不良など様々な理由により、その
悪天候や体調不良など様々な理由に

マッサージ・演奏会等)など、子育て仲間と
識・情報等の提供、相談、リフレッシ

ような場所に出向くこと自体が難しいケース
より、そのような場所に出向くこと自
が多々ある。
体が難しいケースが多々ある。
自宅にいながら気軽に集い、画面越しでも
自宅にいながら気軽に集い、画面越
ふれあい遊びをしたり、情報交換や悩みを話

気軽に出会える場を提供している。原則とし
ュ(親子ヨガ・ベビーマッサージ・演
て無料で、平日ほぼ毎日、時間は最大 45 分
奏会等)など、子育て仲間と気軽に出
で、参加人数は 8~20 組で開催している。
会える場を提供している。原則として
「子育て支援プログラム」は、例えば、「産

しでもふれあい遊びをしたり、情報交
し合うことで、子育ての不安や孤立感を一人
で抱え込まないようサポートする “ 新しい子
換や悩みを話し合うことで、子育ての
育ての味方 ” の必要性を強く感じ、本事業は
不安や孤立感を一人で抱え込まない
立ち上がった。事業名の「こぺる」の語源は
ようサポートする“新しい子育ての味
コペルニクス。子育ては大変ではなく、楽し
方”の必要性を強く感じ、本事業は立
いものと視点が 180 度転回する場所や時間

無料で、
平日ほぼ毎日、時間は最大
後 1~4 か月ママのためのプログラム」
、「復 
職ママのためのプログラム」など特定の対象
分で、
参加人数は8~ 組で開催して
やテーマで、固定メンバー(8 組~12 組)
いる。
による連続プログラムとして開催されてい
「子育て支援プログラム」は、例え
る。保育士や臨床心理士などの専門家の下、
ば、
「産後1~4か月ママのためのプ
同じ悩みを持つ仲間とともに語り合い、学び

を提供したいという想いを込め命名した。
ち上がった。事業名の「こぺる」の語

ながら、子育てとじっくりと向き合うことが
ログラム」

「復職ママのためのプログ

源はコペルニクス。子育ては大変では
利用者のニーズに応じた様々な事業を展開
なく、楽しいものと視点が  度転回
ママこぺるでは、
「子育てひろば」、
「子育
する場所や時間を提供したいという
て支援プログラム」、
「子育て相談室」と大き
く 3 つのコンテンツがある。利用者はスマー
想いを込め命名した。
 トフォンやパソコンなどからオンライン上に
開設されている「ひろば」にアクセスするこ
利用者のニーズに応じた様々な事
とで全国どこからでも利用ができる。
業 を展 開 
ママこぺるでは、「子育てひろば」、
「子育て支援プログラム」、
「子育て相

できる。
ラム」など特定の対象やテーマで、固
「子育て相談室」は、さらに深い悩みや疑
定メンバー(8組~ 組)による連続
問を臨床心理士や助産師、保育士などへ個別
プログラムとして開催されている。保
に相談する場として開設されている。
コロナ禍以降の 2020(令和 2)年 4 月~
育士や臨床心理士などの専門家の下、
2023(令和
5)年 1 月現在まで、延べ 6,685
同じ悩みを持つ仲間とともに語り合
組の親子が利用をしている。
い、学びながら、子育てとじっくりと
向き合うことができる。
オンラインのメリットと利用者の変化、
「子育て相談室」は、さらに深い悩
反応
臨床心理士として専門相談員も兼ねる鈴木
みや疑問を臨床心理士や助産師、保育

「つながり・支え合い」のある地域共生社会の実現を目指して

る場として、全国には、子育て支援セ
子育て中の親子が気軽に集い、相互交流や



子育て中の親子が気軽に集い、相互
交流や子育ての不安・悩みを相談でき
“ 新しい子育ての味方 ” として

梨紗副理事は、オンライン子育てひろばのメ
リットとして、「外出できない親はネット情
報が頼りになるが、ネット情報だけでは不安
を感じることが多い。お互いの顔が見える安
心感がありつつ、リアルの距離感とは異なる

令和 5 年版

厚生労働白書

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