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令和5年版厚生労働白書 全体版 (63 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/index.html
出典情報 令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(8/1)《厚生労働省》
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で始めた。同時期、B氏は「市民には、
第 1精神障害の正しい知識を得る機会が
部 つながり・支え合いのある地域共生社会

項番04-2

障害福祉の制度を活用した地域共生社会づくり

ないため『偏見』がある。でも、私た



障害福祉の制度を活用した地域共生社会づくり

ち障害者も『どうせわかってくれない』
(社会福祉法人
じりつ)
「じりつ」を利用している障害者は、 と決めつけている。まずは、私たちか


コラム
制度を活用した地域共生社会づくり

埼玉県南埼玉郡宮代町(人口約3.

障害があるA氏が「いつも援助を受け
ているだけではなく、社会に貢献した

い」とメインストリートの清掃を一人
で始めた。同時期、B氏は「市民には、
精神障害の正しい知識を得る機会が

 

ないため『偏見』がある。でも、私た




こ う し た 活 動 は、「
じりつ」の
自 立訓練
こうした活動は、
「じりつ」
の自立訓
ち障害者も『どうせわかってくれない』

「じりつ」を利用している障害者は、毎秋、 (生活訓練)、就労移行支援、地域活動支援セ

(生活訓練)、就労移行支援、地域活
「じりつ」を利用している障害者は、 練
と決めつけている。まずは、私たちか

町内 7 つの小中学校で自らの体験談と他者へ

ンターの利用者にとって、ごく当たり前の活

毎秋、町内7つの小中学校で自らの体

ら心を開こう」と提案した。ここから

験談と他者への感謝の気持ちを伝え
「友だち、家族 、大切な人へのメッセージ」
ている。小中学生は「友だち、家族、
を紙コップに書いて参加する。3、000 個

地域貢献活動が始まった。高校総体で
は高校生と一緒に弁当の配布をし、東
働く障害者はいつもの風景

に書いて参加する。3,000個(町
の灯りに照らされてメッセージを浮かび上が

のコンサートに出演した。町民まつり
商工会で障害者雇用の話合いを行った。商工

の感謝の気持ちを伝えている。小中学生は

大切な人へのメッセージ」を紙コップ
(町民の
1/10)の紙コップは、キャンドル

動となっている。

日本大震災では避難していた双葉町
平成 15 年、仕事をしたい障害者、職員と

民の110)
の紙コップは、
キャンド
らせる。
「お母さんありがとう」
「おばあちゃ

の交通誘導も20年続けている。
会からは「働きたいと言われても、皆さんが

ルの灯りに照らされてメッセージを
ん長生きしてね」
「ずっと友だちでいようね」。

A氏が一人で始めた清掃活動は人
どんな障害かわからない」と言われる時代。

福祉の制度を活用した
地29
域共
生社会づく「お母さんありが
り
平成
年に町が「新みやしろ郷土かるた」
浮かび上がらせる。

何か一緒に活動することからはじめようと
数が増えて現在は3コースに分かれ

の読み札を募集したところ「キャンドルナイ
とう」「おばあちゃん長生きしてね」

「産業祭」でこどもたちが楽しめる縁日を
て実施している。

ト」は、堂々の第
5 位の 242 札が集まった。
共生社会づくり
「ずっと友だちでいようね」
。平成2
代町(人口約3. 9年に町が「新みやしろ郷土かるた」
の読み札を募集したところ「キャンド
福祉法人じりつ

氏)における地域

じりつ」は、1

ルナイト ,1 進修
があるないにか

切にする心を育
たイベント。

行った。これを機にお互いの理解が進み、町
内の民間企業と公的機関をあわせて 7 か所の
職場実習先ができた。ここでの経験が糧とな
り、就労移行支援の就職率は 91%、就労定
着率(1 年以上)も 93%となっている。

組みを紹介する。

ドル ナイ ト 

福祉制度の概要と複雑化する課題

9年に町が「新みやしろ郷土かるた」
の読み札を募集したところ「キャンド

2



館」を開催した。障害があるないにか
はじまりは障害者の言葉から
浮かび上がらせる。
「お母さんありが
A 氏が一人で始めた清掃活動は人数が増え
「キャンドルナイトIN
進修館」を開催した。 数が増えて現在は3コースに分かれ
かわらず、お互いを大切にする心を育
平成14年
「じりつ」の障害者は、
て現在は 3 コースに分かれて実施している。
障害があるないにかかわらず、お互いを大切
とう」
「おばあちゃん長生きしてね」
て実施している。
てたいと思って始めたイベント。
社会の偏見におびえていた。そんな中
にする心を育てたいと思って始めたイベント。
「ずっと友だちでいようね」
。平成2



毎秋、町内7つの小中学校で自らの体
ないため『偏見』がある。でも、私たち障害
制度を活用した地域共生社会づくり
4万人)にある社会福祉法人じりつ ら心を開こう」と提案した。ここから
験談と他者への感謝の気持ちを伝え
地域貢献活動が始まった。高校総体で
者も『どうせわかってくれない』と決めつけ
埼玉県南埼玉郡宮代町(人口約
3.4 万人)
(理事長
岩上洋一氏)における地域
ている。まずは、私たちから心を開こう」と
にある社会福祉法人じりつ(理事長
岩上洋 は高校生と一緒に弁当の配布をし、東
ている。
小中学生は「友だち、家族、
共生社会づくりの取組みを紹介する。
提案した。ここから地域貢献活動が始まっ
一氏)における地域共生社会づくりの取組み
大切な人へのメッセージ」を紙コップ
日本大震災では避難していた双葉町

た。高校総体では高校生と一緒に弁当の配布
を紹介する。
感謝をともすキャンドルナイト
ルナイト」は、堂々の第5位の242
に書いて参加する。3,000個(町
のコンサートに出演した。町民まつり
をし、東日本大震災で被災した双葉町民を支
令和4年12月、
「じりつ」は、1
札が集まった。
民の110)
の紙コップは、
キャンド
の交通誘導も20年続けている。
援するコンサートに出演した。町民夏まつり
感謝をともすキャンドルナイト
6回目の「キャンドルナイト ,1 進修

ルの灯りに照らされてメッセージを
A氏が一人で始めた清掃活動は人
の交通誘導も
20 年続けている。
令 和 4 年 12 月、
「 じり つ 」 は、16 回 目 の

レストラン、町役場、図書館等で実習して

ルナイト」は、堂々の第5位の242
はじまりは障害者の言葉から
平成 14 年「じりつ」の障害者は、社会の
札が集まった。

偏見におびえていた。そんな中障害がある
A


氏が「いつも援助を受けているだけではな

はじまりは障害者の言葉から

く、社会に貢献したい」とメインストリート

平成14年「じりつ」の障害者は、
の清掃を一人で始めた。同時期、B 氏は「市
社会の偏見におびえていた。そんな中
民には、精神障害の正しい知識を得る機会が
障害があるA氏が「いつも援助を受け
ているだけではなく、社会に貢献した
い」とメインストリートの清掃を一人
で始めた。同時期、B氏は「市民には、

 

いる姿は、町民にとっては「いつもの風景」
こうした活動は、
「じりつ」の自立訓
となっている。

練(生活訓練)、就労移行支援、地域活
まち全体が元気になる

地域のニーズを把握していくと中高齢者や

単身者、子育てしている人が集まる場所がな
いことがわかり、平成 26 年多機能型の事業
所(就労継続支援 A 型・B 型・生活介護)で

令和 5 年版

厚生労働白書

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