よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【参考資料2】電子カルテ情報共有サービスの導入に関するシステムベンダ向け技術解説書v2.1.0(案) (93 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73755.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第33回 6/26)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(8) 中間報告(分析途中)を含んだ検査結果の取扱いについて
本サービスにおける検査情報は、検査の最終結果だけでなく、中間報告(分析途中)の段階におけ
る検査結果も登録対象としています。これは、検査の確定を待たずに速報値としての情報を共有し、
より迅速な診療判断に資することを目的としています。
中間報告を含む一連の検査結果を本サービスに登録した場合、後日、最終報告(確定時)の結果が
判明した時点で、同一の検査データとして更新処理を行ってください。更新を行う際には、中間報告
時に使用したものと同一の Bundle.identifier を設定し、本サービスに再登録を行います。本サービス
側では、同一の識別子を持つ中間報告データを自動的に削除し、新たに登録された最終報告データへ
置き換えます。これにより、最新かつ確定した情報のみが共有される状態を維持します。
なお、検査の進捗状況は、FHIR リソースの Observation.status 要素によって明示します。中間報
告(分析途中)の場合は "preliminary"、確定報告の場合は "final"、確定後に訂正を行う場合は
"corrected" を設定してください。これにより、検査結果の確定状況を正確に把握することが可能とな
ります。
一方、感染症情報については、医師等が検査結果を患者へ送付できる状況であることを確認してか
ら該当検査結果に患者共有フラグを設定して本サービスに登録します。そのため、患者へ共有される
感染症情報のうち、中間報告ステータス"preliminary"が記述された結果については、確定した検査結
果ではないことから、患者へ検査結果のステータスを説明した上で該当検査結果に患者共有フラグを
設定して登録しているかを確認するための Warning を中央基盤から返却します。この Warning を医
師等が認識できるように UI を備えることが望まれます。
※なお、上記の条件で返却される Warning は、令和 8 年度 9 月末以降のリリースで実装されます。実
装されるまでの間は、中間報告ステータス“preliminary”が記述された結果すべてについて、確定前の
速報値であることを医師等が適切に認識できるように Warning が返却されます。
(9) 検査結果の基準値範囲について
検査結果を数値で記述する場合には、検査値の基準値範囲を必ず Observation.referenceRange 要素
に記述する必要があります。基準値範囲は、使用する試薬・検査機器・測定方法・性別・年齢区分・
学会ガイドラインなどによって異なる場合があり、医師が経時的な変化を評価し、異常値を正確に判
定するための重要な情報となります。たとえば、同じ HbA1c であっても、HPLC 法、酵素法、免疫
凝集比濁法など測定方法の違いにより基準範囲が異なるケースがあります。そのため、検査結果を数
量で記述する場合には、必ず基準値範囲を設定してください。
特に、測定値として結果を記録している Observation において、referenceRange の記載がない場合
はバリデーションエラーとなります。
また、医療機関等のシステムや電子カルテシステムで、正常値範囲・異常値範囲・パニック値など
複数の基準値範囲を保持している場合には、正常値範囲のみを記述してください。本サービスでは、
Observation.referenceRange 要素に複数の基準値範囲を同時に登録することはできません。2 種類以
上を設定した場合はエラーとなります。
なお、本サービスでは、基準値範囲の境界条件の表現が「未満/超過」または「以下/以上」のい
ずれであるかにかかわらず、Observation.referenceRange.low および
93