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【参考資料2】電子カルテ情報共有サービスの導入に関するシステムベンダ向け技術解説書v2.1.0(案) (143 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73755.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第33回 6/26)《厚生労働省》
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必須項目を理解するための基礎知識
電子カルテシステム等で FHIR データを正しく生成するためには、各リソースで「何を必ず記録

しなければならないか」を理解することが重要です。本サービスでは、FHIR 記述仕様/実装ガイド
における Cardinality(多重度)と Must Support(S マーク)の 2 つが、必須項目の判断における
基本的な概念となります。
まず、Cardinality(多重度) は要素の入力が必須か任意かを規定するもので、
「1..1」
「1..」は必須、
「0..1」
「0..」は任意を示します。ただし、多重度は「要素が存在するかどうか」しか判断しないた
め、値が正しいか、有効な内容であるかまでは保証しません。
一方、Must Support(S マーク)は「該当要素に値が存在する場合は必ず記述する必要がある」こ
とを意味します。つまり、実装側はその要素を記述可能な状態にしておく必要があり、値があるにも
かかわらず送信しない実装は本サービスの要件を満たしません。
また、実装ガイドの中には「条件により必須」と記載されている項目があります。これらは多重度
が任意(0..1 または 0..*)であっても、条件に該当する場合は実質的に必須項目として扱われ、本サ
ービスのバリデーション対象となります。特に「電子カルテ情報共有サービスでは必須」と明記され
た要素は、記述しないとエラーとなるものもあるため注意が必要です。
これらの概念を理解したうえで実装を行うことで、正しい FHIR データの生成およびバリデーシ
ョンエラーの防止につながります。

表 36.Cardinality(多重度)と Must Support のまとめ
Must Support なし

Must Support あり

Cardinality(多重度)が このエレメントを登録してもよい。 このデータエレメントに関する有効
任意「0..1、0..*」

な情報を有する場合、登録しなけれ
ばならない。

Cardinality(多重度)が このデータエレメントに関する何か このデータエレメントに関する有効
必須「1..1、1..*」

しらの情報を、必ず登録しなければ な情報を、必ず登録しなければなら
ならない。

ない。

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