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会議資料 (319 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》
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(公知申請への該当性に係る企業見解の様式)
要望番号;IV-145
れ 78%と 72%であった(有意なし)。
Bu/Cy(Mel)群と比較して、
Flu/Bu 群では毒性が低く、急性(非感染性)肺障害(16% vs.36%;
P=0.007)
、静脈閉塞症(3% vs.28%; P=0.003)、慢性 GVHD(9% vs.26%; P=0.047)
、ア
デノウイルス感染症(3% vs.32%;

P=0.001)、ヒトヘルペスウイルス 6 再活性化(21%

vs. 44%; P=0.005)であった。
以上の結果から、Flu(160mg/m2)と Bu(MAC AUC 90mg*h/L)の前処置法は、Bu/Cy
(Mel)と比較して毒性が低く、同等の効果が得られることが示された。
安全性情報に関する記載はない。
19) Wagner JE et al. Unrelated donor bone marrow transplantation for the treatment of Fanconi
anemia. Blood.2007;109: 2256–62. 22)
米国では Wagner らにより、78 例の HLA 一致を含む 98 例のファンコニー貧血(FA)
患者に対する非血縁移植において、低線量 TBI+Cy±ATG に Flu を含む前処置と含ま
ない前処置との比較が行なわれた。
(後ろ向き多施設研究)
移植時年齢の中央値は 12 歳(範囲 0.8~33 歳)であった。
好中球の生着は、Flu を含む前処置と含まない前処置でそれぞれ 89% vs. 69% (P=
0.02)、血小板の生着も同様に 74%vs.23%(p <0.001)と Flu 群で優れていた。
移植後 100 日時点での死亡率は Flu を含まない群で含む群と比較して有意に高かった
(65% vs. 24%; P < 0.001)。
3 年生存率も同様に 52%、13%と Flu 群で良好な成績が得られていた(p <0.001)

30/96 例(31%)が Grade 2~4 の急性 GVHD を発症した。そのうち、28/96 例は移植後
100 日以内に急性 GVHD を発症した。17/96 例(18%)で Grade 3~4 の急性 GVHD を
発症した。
また、90 日以上生存した患者のうち 16/55 例(29%)が慢性 GVHD を発症した。
3 年後の治療関連死亡率は、フルダラビンを含む前処置群で 47%、フルダラビンを含ま
ない前処置群で 81%であった。
移植後 100 日時点での死亡は、フルダラビンを含む前処置群で 11/44 例(25%)、フル
ダラビンを含まない前処置群で 34/53 例(64%)発生した。死因の内訳は、移植片不全
(Flu:5/44 例(11%)、non-Flu:13/53 例(24%))、GVHD(Flu:0/44 例(0%)、9/53
例(17%)
)、間質性肺炎(Flu:1/44 例(2%)、non-Flu:1/53 例(2%))
、日和見感染
症(Flu:2/44 例(5%)、non-Flu:8/53 例(2%)

、臓器不全(Flu:3/44 例(7%)
、nonFlu:3/53 例(6%))であった。
移植後 100 日目以降では 21/96 例(22%)が死亡し、そのうち 10/96 例(10%)はフル
ダラビンを含む前処置群、11/96 例(11%)はフルダラビンを含まない前処置群であっ
た。死因の内訳は、フルダラビン含有レジメン群では移植片不全が 2/44 例(5%)、GVHD
が 5/44 例(11%)
、臓器不全が 2/44 例(5%)
、再発白血病が 1/44 例(2%)、フルダラ
ビンを含まない前処置群では移植片不全が 6/53 例(11%)、GVHD が 3/53 例(6%)、間

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