よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


会議資料 (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

要望番号

R7-6

要望された医薬品

要望者名






revefenacin







Theravance Biopharma Ireland Limited

効能・効果

慢性閉塞性肺疾患の維持療法

用法・用量

175µg を 1 日 1 回ネブライザーで吸入投与する。

要望内容
「医療上の必要性に係 (3) 適応疾病の重篤性についての該当性
る基準」への該当性に 〔特記事項〕
関する WG の評価



病気の進行が不可逆的で、日常生活に著しい影響を及ぼす疾患

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の肺病変はタバコ煙などの有害物質吸入による慢性炎症が原因となり、長期間の持続した炎症が気
道壁のリモデリングや気腫性病変、肺血管病変の発生につながる 1)。特徴的な症状は、歩行時や階段昇降など、身体を動かした
時に息切れを感じる労作時呼吸困難や、慢性のせきやたんである 2)。一部の患者は、喘鳴や発作性呼吸困難などぜんそく様の症
状を合併する場合もある 2)。これらの症状は不可逆的であり、呼吸困難は日常生活に著しい影響を及ぼす。
加えて、COPD は全体の死亡原因の 9 位、男性では 7 位を占めている 2)。
3)

柴田陽光,川山智隆,室繁郎, et al., COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン 2022(第 6 版). 日本呼吸器学会 COPD ガイドライン第 6 版作成
委員会[Online]. Available from: https://www.jrs.or.jp/publication/file/COPD6_20220726.pdf. [Accessed 2025 Sep 19].

4)

一般社団法人日本呼吸器学会. 呼吸器の病気. B. 気道閉塞性疾患. 慢性閉塞性肺疾患(COPD). [Online]. Available from: https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/b/b-01.html .
[Accessed: 2025 Sep 19].

(4) 医療上の有用性についての該当性



ア~ウのいずれの基準にも該当しない

〔特記事項〕
本邦では、COPD 治療の選択肢として、長時間作用型抗コリン薬(LAMA)や長時間作用性 β2 刺激薬(LABA)、吸入ステロイド
薬(ICS)等の医薬品が複数承認されている。国際的な COPD のガイドラインにおいては、重症度に応じて LAMA あるいは LABA
の単剤、もしくは LAMA と LABA の併用を選択することが推奨されており、LAMA の1つとして本剤が記載されているが、本

4

22 / 451