会議資料 (102 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》 |
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有害事象により薬剤を中止した患者の割合は BloadPaZ 群(6/59 例(10%))及び
B200PaZ 群(5/60 例(8%))が HRZE 群(2/61 例(3%))よりも高かった。グレー
ド 3 又は 4 の有害事象では、肝酵素の上昇が最も一般的であり、10 例が中止に至っ
た(BloadPaZ 群 5 例(8%)、B200PaZ 群 3 例(5%)、HRZE 群 2 例(3%))。重篤な
治療に関連する有害事象は、BloadPaZ 群 2 例(3%)、HRZE 群 1 例(2%)に影響を
与えた。DS-TB 患者では 7 例(4%)、RR-TB 患者では 4 例(7%)が死亡したが、い
ずれも治療に関連した死亡とは考えられなかった。
【解釈】
B200PaZ は DS-TB 患者の治療において有望なレジメンである。B200PaZ 及び
BloadPaZ の殺菌活性は、治療が短縮できる可能性を示唆しており、簡素化された
B200PaZ の投与スケジュールは、現場での治療コンプライアンスを改善できる可能
性がある。しかし、これらの結果は治療結果を評価する第Ⅲ相試験でさらに調査さ
れる必要がある。
BPaMZ レジメンは、この試験において RR-TB に対して HRZE が DS-TB に対して
示したよりも大きな 8 週間の殺菌活性を示した。この全経口レジメンは、既存の RR48
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