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会議資料 (130 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》
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要望番号;IV-203

解釈:ART 及びより有効な抗結核薬の使用は、MDR-TB の HIV 陽性患者の死亡
リスク低減に繋がる。これらの治療法へのアクセスを早急に求められる。

(3)教科書等への標準的治療としての記載状況
<海外における教科書等>
教科書は、企業側でオンライン又は実際のアクセスが可能であった書籍で、結核
治療での MFLX 使用に関する内容があったものを記載した。
海外における教科書については、Goldman Cecil Medicine 27th edition(2024)、Harrison’s
Principle of Internal Medicine 22nd edition(2025)及び Oxford Textbook of Medicine 6th
edition(2020)の 3 書について、関連箇所の和訳を記述する。これらに加えて、WHO
Handbook 〔WHO operational handbook on tuberculosis, Module 4: treatment and care
(2025)〕の内容も本項に含めた。結核治療における MFLX の使用方法だけでなく、
注意事項の記載もあり、有用な情報と考えられたためである。
Goldman Cecil Medicine(2024)
(企業文献 26)では、INH 耐性結核に対する MFLX
又は LVFX のいずれかを含む 4 剤 6 ヵ月レジメン、MDR-TB に対する MFLX 又は
LVFX のいずれかを含む 15~21 ヵ月レジメン(初期 5~7 ヵ月間は 5 剤、その後 4
剤)、超多剤耐性結核(XDR-TB)に対する MFLX を含む 9~12 ヵ月レジメン(初
期 4~6 ヵ月は 7 剤、その後 4 剤)が紹介されている。
Harrison’s Principle of Internal Medicine(2025)(企業文献 27)では、MDR/RR-TB
に対する MFLX 又は LVFX のいずれかを含む 18~20 ヵ月の長期レジメン(培養陰
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