会議資料 (204 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》 |
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しての GP 投与、並びに②再発又は遠隔転移を有する上咽頭癌患者に対する GEM と白金系
抗悪性腫瘍剤との併用投与及び GEM 単独投与の有用性は、医学薬学上公知であると判断
した。
4.効能・効果及び用法・用量等の記載の妥当性について
(1)効能・効果について
効能・効果については、以下のように設定することが適当と検討会議は考える。
【効能・効果】(要望内容に関連する部分のみ抜粋)
○局所進行上咽頭癌における化学放射線療法の導入療法
○再発又は遠隔転移を有する上咽頭癌
【設定の妥当性について】
本報告書に記載した情報に基づき、①局所進行上咽頭癌患者に対する化学放射線療法の
導入療法としての GP 投与、並びに②再発又は遠隔転移を有する上咽頭癌患者に対する
GEM と白金系抗悪性腫瘍剤との併用投与及び GEM 単独投与の臨床的有用性は説明可能と
考える(3.
「公知申請の妥当性について」の項参照)ことから、上記のとおり設定するこ
とが適切と判断した。
(2)用法・用量について
用法・用量については、以下のように設定することが適当と検討会議は考える。
【用法・用量】(要望内容に関連する部分のみ抜粋)
〈局所進行上咽頭癌における化学放射線療法の導入療法、再発又は遠隔転移を有する上
咽頭癌〉
単独投与する場合は、通常、成人にはゲムシタビンとして 1 回 1,000 mg/m2 を 30 分かけ
て点滴静注し、週 1 回投与を 3 週連続し、4 週目は休薬する。これを 1 コースとして投
与を繰り返す。
白金系抗悪性腫瘍剤と併用する場合は、通常、成人にはゲムシタビンとして 1 回
1,000 mg/m2 を 30 分かけて点滴静注し、週 1 回投与を 2 週連続し、3 週目は休薬を 1 コー
スとすることもできる。なお、患者の状態により適宜減量する。ただし、局所進行上咽
頭癌に対して白金系抗悪性腫瘍剤と本剤を併用する場合は、投与回数は 3 回までとする。
【用法・用量に関連する注意】(要望内容に関連する部分のみ抜粋)
〈局所進行上咽頭癌における化学放射線療法の導入療法〉
本剤単独投与の有効性及び安全性は確立しておらず、シスプラチンと併用すること。
【設定の妥当性について】
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