会議資料 (306 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》 |
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要望番号;IV-145
【Hematopoietic Stem Cell Transplantation to Treat Leukodystrophies: Clinical Practice Guidelines
from the Hunter’s Hope Leukodystrophy Care Network】
1) I.H. Bartelink, et al.Fludarabine and exposure-targeted busulfan compares favorably with
busulfan/cyclophosphamide-based
transplantation:
maintaining
regimens
efficacy
with
in
pediatric
less
toxicity
hematopoietic
Biol
Blood
cell
Marrow
Transplant, 20 (2014), pp. 345-53
非悪性 HCT 適応、骨髄性悪性腫瘍、または全身照射(TBI)の禁忌のリンパ性悪性腫
瘍を有する HCT レシピエントの 2 つの連続コホートを比較した。 2009 年から 2012
年の間に、64 例の小児患者に Flu+Bu(80~95 mgꞏh/L)を、2005 年から 2008 年の間
に 50 例の小児患者に Bu(74~80 mgꞏh/L)+Cy 投与した。暦時による交絡効果は、
2005 年から 2012 年の間に骨髄破壊的用量の TBI を受けた 69 例の患者で検討された。
推定 2 年生存率と無イベント生存率は、FluBu 群でそれぞれ 82%と 78%、BuCy(Mel)
群で 78%と 72%であった(P = 有意差なし)。BuCy(Mel)群と比較して、FluBu 群で
は毒性が低く、急性(非感染性)肺障害(16%対 36%;P = 0.007)、静脈閉塞性疾患(3%
対 28%;P =0.003)、慢性移植片対宿主病(9%対 26%;P = 0.047)、アデノウイルス感
染(3%対 32%;P =0.001)、ヒトヘルペスウイルス 6 感染再活性化(21%対 44%;P =
0.005)の発生率が低かった。
さらに、好中球減少期間の中央値は FluBu 群で短く(11 日対 22 日;P <0.001)、輸血
必要量も少なかった。Flu(160 mg/m2)と目標投与量の骨髄破壊的 Bu(90 mgꞏh/L)の
組み合わせが、同様の allo-HCT 適応患者において、BuCy(Mel)と比較して毒性が低
く、同等の有効性を示すことが示唆された。
移植中止に至った有害事象、死亡に至った事象、CTCAE Grade 3 以上の有害事象につ
いては示されていない。
<欧州のガイドライン>
【The EBMT Handbook: 13 Conditioning 2024】
(IV-144 に記載)
【EBMT/ESID inborn errors working party guidelines for hematopoietic stem cell transplantation
for inborn errors of immunity】
詳細が記載された根拠論文の記載なし
<文献の検索方法(検索式や検索時期等)
、検索結果、文献等の選定理由の概略等>
Pubmed において、“fludarabine AND transplantation AND conditioning AND child”で文献検索
したところ 862 件が該当した(2025 年 4 月 2 日現在)。
そのうち、
“Randomized Controlled Trial”で filtering を行うと 12 件であった。
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