会議資料 (118 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》 |
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検索実施日:2025 年 4 月 22 日
選択した 1 件(企業文献 23)は、6 ヵ月 BPaLM レジメン、9 ヵ月全経口短縮
レジメン及び 18 ヵ月長期レジメンの位置付けを提唱する総説であり、
BPaLM や 9 ヵ月短縮レジメンを 18 ヵ月長期レジメンの代替として推奨する
一方で、18 ヵ月レジメンが不耐性、薬物間相互作用、超多剤耐性結核(XDRTB)、広範な形態の肺外結核、治療失敗等により短期治療が出来ない場合の
選択肢としている。各レジメンの位置付けに係る参考情報として有用と考え
られた(本企業見解 65 頁)
。
2)
メタアナリシスは、PubMed で以下の検索式による文献検索を実施し、抽出
された 44 件中 3 件の文献(要望書文献 3、企業文献 6 及び 24)を、要望内
容との関連性を考慮し選択した。この検索では抽出されなかったが、WHO ガ
イドライン(企業文献 2)で引用されている 1 件(企業文献 6)を追記した。
また、上記の検索で抽出された HIV 陽性 MDR-TB 患者におけるメタアナリ
シスも含めた(企業文献 25)。
検 索 式 : "moxifloxacin" AND "tuberculosis" AND ("meta-analysis" OR "metanalysis" OR
"systematic review")
検索実施日:2025 年 4 月 22 日
Ahmad Nらによる、MDR-TB治療に使用する各薬剤と治療の成功及
び死亡率の関連性、最適な薬剤数と治療期間を検討したIPDメタアナ
リシス(要望書文献3、本企業見解66~70頁)
Ahuja SDらによる、MDR-TB治療に使用する薬剤の種類、数、投与
期間が治療成績に与える影響を検討したIPDメタアナリシス(企業文
献6、同70~72頁)
Lan Zらによる、MDR-TB治療で使用する薬剤と永続的な投与中止に繋
がるAEの発現頻度を調べたIPDメタアナリシス(企業文献24、同72~
73頁)
Bission GPらによる、HIV陽性MDR-TB患者における抗レトロウイル
ス療法(ART)と抗結核薬の死亡リスク低減効果を検討したIPDメタ
アナリシス(企業文献25、同74~76頁)
以下に採用した総説、メタアナリシスを示す。
1)Peer-reviewed journal の総説
DR-TB に対する MFLX 使用に関する過去 5 年の総説論文から選択した 1 件は、
6 ヵ月 BPaLM レジメン、9 ヵ月全経口短縮レジメン及び 18 ヵ月長期レジメンの
位置付けを提唱する総説であり、BPaLM や 9 ヵ月短縮レジメンを 18 ヵ月長期レ
ジメンの代替として推奨する一方で、18 ヵ月レジメンが不耐性、薬物間相互作用、
超多剤耐性結核(XDR-TB)、広範な形態の肺外結核、治療失敗等により短期治療が
出来ない場合の選択肢としている。また、extensive な肺結核と肺外結核(中枢神
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