会議資料 (314 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》 |
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要望番号;IV-145
表
Bearman Grade 別の臓器毒性
N=16
Bearman Grade*
0
1
2
3
4
Mucositis
8
5
3
0
0
Liver
7
3
6
0
0
Renal
10
4
2
0
0
Urinary
15
0
0
0
1
CNS
13
0
2
0
2
急性 GVHD は Grade 2 で 4/16 例、Grade 3 で 2/16 例、Grade 4 で 1/16 例の患者に認め
られた。観察期間中に慢性 GVHD を発症した患者はいなかった。
14) Resnick IB et al. Allogeneic stem cell transplantation for severe acquired aplastic anaemia using
a fludarabine-based preparative regimen. British Journal of Haematology.2006;133:649–54. 17)
フルダラビン(総投与量 180 mg/m2)
、シクロホスファミド(総投与量 120 mg/kg)、抗胸
腺細胞グロブリン(総投与量 40 mg/kg)からなる NMA を用いた重症後天性再生不良性
貧血患者 13 例(小児 6 例含む、年齢中央値 20 歳、9〜55 歳)の治療経験について検討
した。(試験デザインの記載なし)
13 例中 12 例に安定した生着が得られた。
1 例は 10 日目に早期死亡したため、生着は評価できなかった。
移植片の生着不全は認められなかった。
急性 GVHD のグレード II-IV および III-IV の累積発生率は、それぞれ 8.3%および 0%
であった。
追跡期間中央値 45 か月で、5 年 OS は 84%であった。
生存患者 11 例のうち 8 例は 1 年以上経過観察されており、慢性 GVHD(限局型)を発
症したのは 1 例だけであった。
全例が通常の生活をおくっており、Karnofsky スコアは 100%で、3 か月、5 か月、6 か
月後の追跡調査で、3 例を除く残り全例で免疫抑制剤は中止されていた。
本研究の結果は有望であるが、既存のレジメンと比較してのベネフィットを確認するた
めには、前向き臨床試験が必要である。
3/12 例(25%)が Grade 1、1/12 例(8%)が Grade 2 の皮膚急性 GVHD を発症した。ま
た、1 年以上の長期追跡を受けた 1/8 例(12%)が、軽度かつ限定的な慢性 GVHD を発
症した。前処置に関連した臓器毒性は最小限であり軽度から中等度の口内炎のみであっ
た。
12/13 例(92%)が好中球減少性発熱を発症し、そのうち 6 件は菌血症が確認された。
3/13 例(23%)が真菌感染症、1/13 例(8%)は肝脾カンジダ症を発症、1/13 例(8%)
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