令和8年度厚生労働省予算概算要求の主要事項 (50 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/26syokan/ |
出典情報 | 令和8年度厚生労働省予算概算要求の主要事項(8/26)《厚生労働省》 |
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老健局老人保健課(内線3944、3800)
科学的介護データ提供用データベース構築等事業
令和8年度概算要求額
5.8億円(4.2億円)※()内は前年度当初予算額 ※令和6年度補正予算額 2.0億円 ※デジタル庁計上
※匿名LIFEの運用保守は、国庫債務負担行為(令和6~8年度)顕名LIFEの工程管理は、国庫債務負担行為(令和7~8年度)
1 事業の目的
○介護サービスの質向上に向けて、令和3年度から運用を開始した科学的介護情報システム(LIFE)を活用したPDCAサイクル
を推進するため、取得したデータの分析結果等について、介護事業所に提供を行っている。
○LIFEシステムは令和7年度以降、介護情報基盤の運用開始に伴って顕名データを収集し利活用するLIFEシステム(顕名
LIFE)に変更になる予定。これを踏まえ、本事業では、既存の匿名データを収集するLIFEシステム(匿名LIFE)の運用・保
守及び顕名LIFEの工程管理を実施する事業として位置づける。
○令和8年度要求では、各事業所が匿名LIFEから顕名LIFEに移行することに伴う、匿名LIFEの改修対応、及び事業所のデータ
移行時に発生する問い合わせ対応の体制構築を行う。
2 事業の概要・スキーム・実施主体等
〇
事業スキーム
○ 事業の概要
• 令和7年度以降に運用を開始する、国保中央会所管
の顕名LIFEへの移行に向けたデータ移行、事業所の
データ移行時に発生する問い合わせ対応の体制構築
等を行う。
• 顕名LIFEの開発に係る要件定義、関係者調整等の工
程管理を行う。
〇
委託
国
所要額
介護事業所
フィード
バック
・データベース等の構築・運用
・情報の収集と保持・分析
介護保険総合
データベース
各年度の主な内容
(項)情報通信技術調達等適正・効率化推進費
令和6年度
(目)情報通信技術調達等適正
・効率化推進委託費:579,828千円
令和7年度
令和8年度
令和9年度
匿名LIFE運用・保守
(改修 221,760千円、運用保守 283,690千円、工程管理 74,378千円)
〇
匿名データ送信
委託業者
顕名LIFEへのデータ移行
実施主体:民間事業者
LIFEに係る工程管理
➢介護・障害福祉分野におけるテクノロジー開発・導入促進に向けた支援の推進
老健局高齢者支援課(内線3875)
介護テクノロジー開発等加速化事業
令和8年度概算要求額
8.8億円( 3.2億円)※()内は前年度当初予算額
※令和6年度補正予算額 5.8億円
1 事業の目的
本事業では、地域における総合的な生産性向上の取組を推進するため、必要な支援(都道府県支援事業)を実施する。また、CARISO
(CARe Innovation Support Office)を運営し、スタートアップ支援を専門的に行う窓口を含め研究開発から上市に至るまでの各段階で
生じた課題等に対する総合的な支援を行うとともに、介護テクノロジー等に関するフォーラム等による情報発信等を行う。あわせて、介護
現場における更なるテクノロジーの活用推進について、単なる効率化ではなくケアの質の向上に資する生産性向上の取組であることが重要
であり、実証により更なるエビデンスの充実を図る。
2 事業の概要・スキーム、実施主体等
(1)都道府県支援事業
○ 地域における介護生産性向上総合相談センター
(基金事業)の支援事業(都道府県支援事業)
(※)令和7年度中に14拠点新設することや、窓口の伴走支援
機能の強化を図るため、支援規模拡充
(2)CARISO関連事業
○ CARISO(スタートアップ支援窓口、リビングラ
ボ等)を通じた開発事業者への支援
○ 介護現場における実証フィールドの提供
(3)福祉用具・介護テクノロジー実用化支援・調査・
広報等一式
○ 介護テクノロジー等に係る生産性向上の取組の
情報発信や生産性向上の取組(在宅環境含む)の
ロールモデルの調査・研究等を行う
(4)効果測定事業
○ 実証フィールド事業所等の協力を得て、介護テク
ノロジーを導入・活用した大規模実証・検証
委託
事業展開
委託先
都道府県支援事業:介護生産性向上総合相談センター(基金事業)の運営支援
CARISO
A.リビングラボ事業
リビングラボ
ニーズ・シーズマッチング支援
介護現場における実証フィールド
開発企業等の研究開発から
上市に至るまでの各段階で生
じた課題等にきめ細かく対応
介護現場における課題やニーズを
収集・公開し、企業同士等のマッ
チング支援等を実施
全国の介護施設の協力による
大規模実証フィールドを提供
B.スタートアップ支援事業
スタートアップ支援
助言、支援策・投資家へのつなぎや表
彰等、MEDISOに準じた支援を実施
A、B両事業間の連携により、
抜け目のない支援を実施
スタートアップ支援窓口
スタートアップ等の開発企業から
の相談対応
使いやすい機器の提供
に向けた支援
UIやUDXに配慮した使いやす
い機器の提供に向けた助言等
の支援を実施
福祉用具・介護テクノロジー実用化支援・調査・広報等一式
CARISO関連事業の機能を補完し、介護テクノロジーの開発・普及の各段階にて必要となる各種支援を実施
①
②
実施主体
国
都道府県支援事業・CARISO関連事業
開発企業等連絡会・全国シンポジウムの実施
介護テクノロジー開発・導入の助成金調査、生産性向上の取組(在宅環境含む)のロールモデルの調査・
研究
介護施設等
効果測定事業
開発企業等
大規模実証
実証フィールド施設等の協力を得て、 介護テクノロジー等を導入した大規模実証を実施、検証
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