令和8年度厚生労働省予算概算要求の主要事項 (49 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/26syokan/ |
出典情報 | 令和8年度厚生労働省予算概算要求の主要事項(8/26)《厚生労働省》 |
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医療機関におけるサイバーセキュリティ確保事業
医政局医療情報担当参事官室
(内線4497)
令和8年度概算要求額 3.0億円(11億円)※()内は前年度当初予算額
1 事業の目的
○昨今の医療機関へのサイバー攻撃により長期に診療が停止する事案が発生しており、医療機関のサイバーセキュリティ対策の充実は喫緊の
課題となっている。
○実施したR6-7年度サイバーセキュリティ確保事業では、全国の電子カルテ導入病院に対し外部接続点の見える化支援を実施したところ、
多くの医療機関において外部接続点が多数存在し、管理が困難となっている実情が明らかとなった。
○本事業では外部接続点が多数存在する医療機関に対して、その適正化まで事業対象を拡充し、維持管理支援をすることで、サイバー攻撃に
対する安全性をより一層強化することを目的とする。
2 スキーム
外部接続点が多すぎる
適正な外部接続点
院内ネットワーク
保守ベンダー
外部接続機器
3 実施主体等
外部接続点の適正化
実施主体:委託事業者
➢整合的かつ効率的な審査支払機能の運用に向けた国保総合システムの改修
国保総合システムの最適化及び審査領域の共同開発・共同利用に関するシステム開発
保険局国民健康保険課(内線3259)
高齢者医療課 (内線3229)
令和8年度概算要求額 20億円(-億円)※()内は前年度当初予算額
※令和6年度補正予算 32億円
1 事業の目的
・国保総合システムについては、 「審査支払機能に関する改革工程表」等を踏まえ、システムを整合的かつ効率的なものにしていく必要が
ある。このため、ハードウエアの保守期限を踏まえて行われている2024年のシステム更改以降も、システム障害等のリスクを生じさせないよ
う留意しつつ、システムの最適化及び審査支払領域に係る支払基金との共同開発・共同利用を段階的に進める必要がある。
・本事業では、審査支払機関の改革を推進するため、国保総合システムの最適化及び共同開発・共同利用に向けて、以下の取組に着手・
実施する。
取組①:共同開発・共同利用に伴うシステム間の連携機能の構築
取組②:システムの最適化に向けた対応
(システム構成の見直しや他のシステムとの重複機能の見直しなどにより、クラウド最適化を図る。)
2 事業の概要・スキーム
レセプト電算処理システム
・電子媒体請求受付
・レセプト編集
等
※支払基金と共同利用
(R6年度~)
国保固有システム
後期請求支払システム
介護保険審査支払等システム
国保データベース(KDB)システム
3 実施主体等
国保総合システム
画面審査システム
・コンピュータチェック
・事務共助、審査 等
取組①
共同開発・共同利用に伴うシステム
間の連携機能の構築
特定健診等システム
・費用算定
・レセプト修正
等
NDBへの登録機能 等
● 補助率
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取組②
システムの最適化に向けた
対応
国保総合システムの稼働状況
を確認し、システム構成を見直
すなど効率化・クラウド最適化
を図る。
保険者共同処理系
保険者給付システム
・資格・給付確認
・高額療養費算定 等
レセプト管理システム
連合会外付けシステム
● 実施主体 : 国民健康保険中央会
国保請求支払システム
審査支払系
受付システム※
・オンライン請求受付
・事務点検(ASP) 等
共同利用の対象機能
・レセプト原本管理
・レセプト二次点検 等
: 国 10/10
市町村事務処理標準シス
テムと機能比較を行い、
重複する機能を見直すなど
クラウド最適化を図る。