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令和8年度厚生労働省予算概算要求の主要事項 (102 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/26syokan/
出典情報 令和8年度厚生労働省予算概算要求の主要事項(8/26)《厚生労働省》
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➢非正規雇用労働者等が働きながら学びやすい職業訓練の本格実施

非正規雇用労働者等が働きながら学びやすい職業訓練の
本格実施
10億円( 3.1億円)※()内は前年度当初予算額

令和8年度概算要求額

1 事業の目的

人材開発統括官付訓練企画室
(内線5227、5926)
労災

労働特会
子子特会 一般
雇用 徴収
育休 会計



正社員と比べて正社員以外に対してOFF-JTを実施した事業所の割合は低く(正社員71.6%に対し正社員以外31.2%(能力開発基本調
査))、自己啓発の割合も低い(正社員45.3%に対し正社員以外15.8%(同))など、非正規雇用労働者等の能力開発機会が乏しい状況に
ある。また、平日日中の通学を基本とした従前の離職者訓練では、非正規雇用労働者等にとって受講が難しい状況にある。
こうした状況及び令和6、7年度の試行事業の結果等を踏まえ、オンラインを活用した職業訓練を実施することで、全国の非正規雇用労
働者等が働きながら学び、キャリアアップを目指すことができる環境の整備を図ることとする。
(参考)試行事業の実績(令和6年度):受講者数

2 事業の概要

554名

3 事業スキーム

(1)本格実施の概要

これまで試行的に実施していた非正規雇用労働者等が働きながら学びや
すい職業訓練について、都道府県等及び独立行政法人高齢・障害・求職者
雇用支援機構が民間教育訓練機関等へオンラインを活用した職業訓練を委
託することにより全国展開を図る。【拡充】



受講継続等の支援
訓練実施機関において、学習支援者の配置等を行い、受講継続勧
奨や学習の進捗状況に応じた支援を実施

オンラインを活用した、
働きながら学びやすい
職業訓練の実施

民間教育訓練機関等

申込み方法
訓練実施機関に直接申込(受講生も一定の受講費用を負担)

委託



JEED

訓練期間
原則2か月以上6か月以下(最長1年)

都道府県等・



正社員就職等キャリアアップの実現

(2)職業訓練の内容等

ア 実施方法等
①都道府県等
地域ニーズを踏まえた訓練分野やコースについて、オンライ
ン(eラーニング、同時双方向)形式の他、平日夜間・土日のス
クーリングを組み合わせた訓練を実施
②(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)
オンラインで対応できる訓練コースについて、全国規模で広域的
に実施

➢ 2028 年技能五輪国際大会の日本開催を契機とした若年層に対する技能尊重の機運醸成や技能労働者のスキル向
上に向けた支援策の強化
人材開発統括官付能力評価担当参事官室(5880)

各種技能競技大会等の推進
令和8年度概算要求額

29億円(24億円)※()内は前年度当初予算額

労災

労働特会
雇用

子子特会 一般
育休 会計

徴収



1 事業の目的

若者のものづくり、技能離れが見られ、我が国の競争力の源泉である優れた技能の維持・継承が課題となっており、若者が進んで技能者を目指す環境
を整備するとともに、技能労働者の地位の向上を図り、技能尊重の気風を国民とりわけ若者に広く浸透させていくことが必要であるから、各種技能競技
大会等の実施を通じて、若者にものづくり分野の魅力をアピールし、ものづくり人材の育成・確保、職場定着を図ることとする。

2 事業の概要
(1)技能競技大会の実施

④各種技能競技大会等に係る周知・広報【拡充】
Web・SNSによる情報発信、併催イベントの開催等を行う。関係省庁と連
①若年者ものづくり競技大会の実施(富山県)
携し、若年層に対し技能五輪を活用した技能の魅力を発信する取組を実施。
ものづくり産業に就職するために技能を習得中の原則20歳以下
の者等を対象に、技能習得レベルを競う(15職種)。
(2)国際大会に向けた選手等の競技力強化【拡充】
②技能五輪全国大会の実施(愛知県)
2028年技能五輪国際大会(愛知)の開催を見据え、選手の強化訓練
技能検定2級相当以上の技能を有する原則23歳以下の青年技能
への支援、競技力向上のための海外派遣への支援等を重点的に行う。
者を対象に技能レベルの日本一を競う(42職種)。
(3)2028年技能五輪国際大会組織委員会の運営【拡充】
③技能五輪国際大会への選手派遣(上海(中国))
2028年技能五輪国際大会(愛知)の開催に向けて2028年技能五輪国際大会
原則22歳以下の青年技能者を対象に、技能競技を通じて技能水準の
日本組織委員会において、競技運営等の準備を行うとともに、
向上等を目的とする技能五輪国際大会(上海)に日本人選手を派遣する。 技能尊重の機運を醸成するための取組みを行う。[技能向上対策費補助金]

3 今後のスケジュール
年度

2024
(6年度)

2025
(7年度)

2026
(8年度)

2027
(9年度)

国際大会

第47回
フランス(リヨン)

第3回技能五輪アジア大会
中国(台湾)

第48回
中国(上海)

第4回技能五輪アジア大会
(場所未定)

9月 開催地決定

8月 組織委員会設立

2028
(10年度)

第49回
日本(愛知)

11月
・開催にむけた準備/技能尊重機運醸成に向けた取組み

イベント
・日本選手団の競技力強化に向けた取組み

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