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令和8年度厚生労働省予算概算要求の主要事項 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/26syokan/
出典情報 令和8年度厚生労働省予算概算要求の主要事項(8/26)《厚生労働省》
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リ・スキリング、ジョブ型⼈事、労働移動の円滑化の推進

 最低賃⾦・賃⾦の引上げに向けた中小・小規模企業等支援(「賃上げ」支援
助成⾦パッケージ)において、以下の各助成⾦により、⽣産性向上(設備・
人への投資等)や、非正規雇用労働者の処遇改善、より高い処遇への労働移
動等を通じ、労働市場全体の「賃上げ」を支援
・業務改善助成⾦
・働き方改革推進支援助成⾦
・人材開発支援助成⾦
・人材確保等支援助成⾦(雇用管理制度・雇用環境整備助成コース)
・キャリアアップ助成⾦(正社員化コース・賃⾦規定等改定コース)
・早期再就職支援等助成⾦(雇入れ支援コース、中途採用拡大コース)
・産業雇用安定助成⾦(スキルアップ支援コース)
 ⽣産性向上による賃上げに取り組む企業に対する伴走型支援の実施
 各地域における賃⾦引上げの機運醸成に向けた地方版政労使会議開催に関す
る広報事業の実施
 ⽣活衛⽣関係営業者に対する⽣産性向上のための伴走型の相談支援、価格転
嫁等の取組支援の実施
 正社員転換・処遇改善に取り組む事業主に対する助成や求職者支援制度を通
じた非正規雇用労働者への支援の推進


2,022億円(2,003億円)

〈労働移動の円滑化〉
 「job tag」や「しょくばらぼ」の充実・活用促進、リ・スキリングのプロ
グラムや施策内容を含む各種情報を可視化するプラットフォームの整備・活
用促進
 賃⾦上昇を伴う中途採用者の雇用拡大を図る事業主への支援
 ハローワークにおけるAIの活用の実証


〈ジョブ型人事〉
 個々の企業の実態に応じたジョブ型人事指針の周知

〈リ・スキリング〉
 教育訓練給付等の活用による、経済社会の変化に対応した労働者個々人の学
び・学び直しや企業における人材育成の支援の促進
 労働者のキャリア形成やリ・スキリングの取組を促すための相談支援事業等
の拡充
 スキルの階層化・標準化に向けた幅広い業種における団体等検定制度の活用
促進
 公的職業訓練のデジタル推進人材の育成支援
 ⽣成AIを含むデジタル人材育成のための「実践の場」を開拓するモデル事業
の推進
 非正規雇用労働者等が働きながら学びやすい職業訓練の本格実施
 2028年技能五輪国際大会の⽇本開催を契機とした若年層に対する技能尊重
の機運醸成や技能労働者のスキル向上に向けた支援策の強化

労働者一人一人の雇用の質・労働⽣産性を向上させるため、技術トレンドを
全国津々浦々で物価上昇に負けない賃上げを早急に実現・定着させるため、
2029年度までの5年間で「中小企業・小規模事業者の賃⾦向上推進5か年計 踏まえた効果的なリ・スキリング支援、ジョブ型人事指針の周知、⽣産性の高
画」に基づく取組を集中的に⾏う。最低賃⾦については、適切な価格転嫁と⽣ い成⻑産業・企業への労働移動の円滑化を推進する。
産性向上支援により、影響を受ける中小企業・小規模事業者の賃上げを後押し
○リ・スキリングによる能⼒向上支援、ジョブ型⼈事指針の周知、成⻑分野等へ
する。また、非正規雇用労働者への支援を⾏う。
の労働移動の円滑化
○中⼩・⼩規模企業等に対する賃上げ支援、非正規雇用労働者への支援
1,961億円(1,908億円)

賃上げ支援、非正規雇用労働者への支援

Ⅱ.物価上昇を上回る賃上げの普及・定着に向けた三位一体の労働市場改革の推進と多様な⼈材の活躍促進

令和8年度 厚⽣労働省予算概算要求における重点要求(ポイント)