資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (87 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60085.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第60回 8/6)《厚生労働省》 |
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企業の秘密や個
人情報の保護に
留意しつつ、そ
の公表を積極的
に行い、同種災
害の再発防止対
策の普及等に努
めること。
災害調査(10件)、鑑定・捜査事項照会等(以下「鑑定等」という。)(9件)のほか、行政機
関等からの意見照会等(2件)について実施し、依頼元である行政機関に報告した。なお、災害
調査等に当たっては、高度な実験や解析を必要とするため時間を要するもの等を除き、速やかに
報告している。
(1)厚生労働
(1)厚生労働
・厚生労働省か
省からの要請に
省からの要請に
らの要請に基づ
基づき、又は災
基づき、又は災
き、又は災害原
害原因究明のた
害原因究明のた
因究明のため必
め必要があると
め必要があると
要があると判断
判断するとき
判断するときは
するときは、労
は、労働基準監
、労働基準監督
働基準監督機関
督機関等の協力
機関等の協力を
等の協力を得
を得て、高度な
得て、高度な専
て、高度な専門
専門的知見を有
門的知見を有す
的知見を有する
する研究員の現
る研究員の現地
研究員の現地派
地派遣などによ
派遣などにより
遣などにより、
り、迅速かつ適
、迅速かつ適切
迅速かつ適切に
切に労働災害の
に労働災害の原
労働災害の原因
原因調査等を行
因調査等を行い
調査等を行い、
い、調査結果等
、調査結果等は、 調査結果等は、
は、高度な実験
高度な実験や解
高度な実験や解
や解析等により
析等により時間
析等により時間
時間を要するも
を要するものを
を要するものを
のを除き、速や
除き、速やかに
除き、速やかに
かに厚生労働省
厚生労働省に報
厚生労働省に報
に報告する。
告する。
告しているか。
(2)災害調査
(2)災害調査
・災害調査等を
等を迅速に実施
等を迅速に実施
迅速に実施でき
できるよう、第
できるよう、前
るよう、前中期
4期中期目標期
中期目標期間に
目標期間におい
によるチームを組み、安衛研がもつ高度な科学的知見が活かされる災害調査等を実施してい
間において整備
おいて整備した
て整備した緊急
る。
○ 災害調査
厚生労働省からの依頼に基づく災害調査で、令和6年度内に報告が終了したものは8件で
あった。また、令和6年度末時点で実施中の災害調査は8件である。
○ 鑑定等
労働基準監督署や警察署等からの依頼に基づく鑑定等で、令和6年度内に回答が終了した
ものは3件であった。また、令和6年度末時点で実施中の鑑定等は7件である。
○ 行政機関等からの意見照会等
令和6年度に新たに着手した行政からの意見照会等は2件であった。なお、令和6年度末
時点で実施中の意見照会等はない。
○ 災害分析等
令和6年度に厚生労働省から受け取った計958件(紙資料19件を含む。)の災害調査復命書
をデータベースに登録するとともに、紙資料についてはPDF化した上でサーバー内のフォル
ダに格納し、データベースとのリンク作業を行った。さらに、令和6年度と過年度受取分の
復命書(平成16年から令和5年の計6,226件)について分析を行い、その結果を令和7年1
月に安全課へ報告した。
○ 災害調査等のアンケート調査
災害調査、鑑定等の結果を報告した13件のうち行政機関等からの意見照会を除く11件につ
いて、それぞれの調査の依頼元を対象にアンケート調査を実施した。アンケート回答数8件
の平均点は2.9点となり、目標を大きく上回る評価を得た。
厚生労働省等依頼元からは、「科学的見解や根拠がわかり、当該災害の理解が深まった」、
「日常生活の中の潜在的な危険性について知見を深めることができ、今後、事業場等への指
導を行う際の参考となる貴重な機会となった」等の回答を得た。
災害調査等に関しては、労働災害調査分析センターを中心とし行政からの要請に迅速に対応
できるよう体制を維持している。
また、あらゆる事案に対応できるよう、建設分野、機械分野及び化学分野等の複数の専門家
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