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資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60085.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第60回 8/6)《厚生労働省》
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度が高く、院内設備に対する満足度や待ち時間に対する満足度が相対的に低かった。これ
については、建物の老朽化などにより簡単に改善できない事情があるものの、病室の壁紙
の修繕やベッドの更新等の療養環境の改善を計画的に実施したほか、院内のラウンドを
こまめに実施して日々の清掃や空調管理を柔軟に運用することなどで可能な限り満足度
を高めるよう取り組んでいる。
また、待ち時間については、患者サービス委員会で改善計画を策定し、予約枠の効率的
な運用を図ることや、接遇研修を実施することで満足度の向上を図った。
なお、従前の対面式調査方式を備え付けの回答箱へ投函する方法などに変更すること
にした。


医療安全の

エ 医療安全の充実

充実
また、医療安

安全な医療を

・安全な医療を

全チェックシー

推進するため、

推進している

トによる自主点

「医療安全チェ

か。

検、医療安全相

ックシート」及

ている。新たな項目の追加により各病院の課題が明確になり、達成に向けて取り組んでい

互チェック、医

び「労災病院間

る。

療安全に関する

医療安全相互チ

研修、医療安全

ェック」を活用

推進週間等を継

した取組を継続

区分

令和5年度

令和6年度

続して実施する

する。相互チェ

項目数

204 項目

204 項目

とともに、患者

ックについて

達成率

99.0%

96.5%

の医療安全への

は、他医療機関

対前回

+0.8

△2.5

積極的な参加を

との連携を引き

推進し、医療安

続き実施する。

全の充実を図

(ア)医療安全チェックシート
平成17年度から全ての労災病院において毎年度実施している労災病院共通の「医療安全
チェックシート」を用いた自主点検は、令和4年度適用分からチェック項目の見直しを行っ

・医療安全チェック項目と達成率

(イ)労災病院間医療安全相互チェック等
平成14年度に北陸の3労災病院(燕、新潟、富山)が開始した取組をモデルケースとして、

る。

平成18年度から全国の労災病院間に規模を拡大し実施している「労災病院間医療安全相互
チェック」を、令和6年度も全ての労災病院を11グループ(1グループ当たり2~4病院)
に分けて32回実施した。
【令和6年度の主なテーマ】
※令和5年度からグループ構成を変更し、2~4病院のグループで実施している。
・共通テーマ:
「患者安全のための体制と医療事故等の適切な対応」
・グループテーマ:グループ病院で決定したテーマ
なお、他医療機関との連携については、安全対策・感染対策に関する取組として相互チェ
ックやカンファレンスを、地域の大学病院や自治体病院等と実施している。
また、医療安

(ウ)職員研修

全の充実を図る

職員一人一人の医療安全に関する知識・意識の向上を図るため、全ての労災病院において

ため、全ての労

全職員を対象とした医療安全に関する研修(転倒・転落予防、医療コミュニケーションスキ

災病院において
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