資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (94 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立長寿医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
年度評価
○評価の視点(定性的視点)
■評価指標
3.人材育成に関する事
項[教育研修事業]
3.人材育成に関する事
項
人材育成は、センター
が医療政策を牽引する上
で特に重要なものである
ことから、センターが国
内外の有為な人材の育成
拠点となるよう、長寿医
療及びその研究を推進す
るにあたりリーダーとし
て活躍できる人材の育成
を行うとともに、モデル
的な研修及び講習の実施
及び普及に努めること。
具体的には、高度な医
療技術を有する外国の医
師が、その技術を日本の
医師に対して教授するた
めに来日するケースや、
海外のトップクラスの研
究者が、日本の研究者と
共同して国際水準の臨床
研究を実施するために来
日するケースも想定され
ることから、国内外の有
為な人材の育成拠点とな
るよう、センターが担う
疾患に対する医療及び研
究を推進するにあたり、
リーダーとして活躍でき
る人材の育成を継続して
実施する。
また、企業との連携調
整や研究成果の活用促進
等に取り組むリサーチ・
アドミニストレーターな
ど、臨床と直結した研究
の実施に必要となる支援
人材の育成及び確保につ
いては、JH のほか大学な
どアカデミア機関や企業
国内外の有為な人材の
育成拠点となるよう、加
齢に伴う疾患に対する医
療及び研究を推進するに
あたり、リーダーとして
活躍できる人材の育成を
実施する。
① 高齢者医療・介護に
関する人材の育成
認知症施策推進大綱を
はじめとする政策の動向
に呼応しながら認知症サ
ポート医研修や認知症初
期集中支援チーム員研
修、高齢者医療・在宅医
療総合看護研修、セミナ
ーの開催等を通じ、加齢
に伴う疾患に対する研
究・診療に関してリーダ
ーとして活躍できる人材
の育成に努める。
認知症サポート医研修
の修了者数について、800
人/年以上を目指す。
認知症初期集中支援チ
ーム員研修は1,000人/年
主な業務実績等
(定量的視点)
3.人材育成に関する事
項
項目別評価調書
1-4
法人の業務実績等・自己評価
3.人材育成に関する事項
○ 加齢に伴う疾患に対
する医療及びその研究を
推進するにあたり、研
究・診療に関してリーダ
ーとして活躍できる人材
や、高齢者医療の要とな
る総合内科専門医、老年
病専門医等を育成してい
るか。また、国立高度専
門医療研究センター医療
研究連携推進本部のほか
大学などアカデミア機関
や企業等とも連携し、リ
サーチ・アドミニストレ
ーターなど臨床と直結し
た研究の実施に必要とな
る支援人材の育成及び確
保に取り組んでいるか。
① 高齢者医療・介護に
関する人材の育成
・将来の医療を担う初期
臨床研修医は不可欠であ
るため、積極的に受け入
れを行い、将来的に 2 名
から 5 名への増員を目指
すための体制を構築す
る。なお、令和 6 年度は 3
名の定数が確定してい
る。また、他病院の研修
医については専攻医とし
ての受入体制を整え、近
隣の病院に働きかけを行
い、高齢者医療の人材育
成を行う。
自己評価
評定:S
①
目標の内容
センターが国内外の有為な人材の育成
拠点となるよう、長寿医療及びその研究
を推進するにあたりリーダーとして活躍
できる人材の育成を行うとともに、モデ
ル的な研修及び講習の実施及び普及に努
める。
②
目標と実績の比較
目標に対する令和 6 年度の実績のうち
特に顕著なものとして、以下が挙げられ
る。
①
高齢者医療・介護に関する人材の育成
・将来の医療を担う初期臨床研修医は不可欠であるため、積極的に
受け入れを行い、将来的に 2 名から 5 名への増員を目指すための体
制を構築する。なお、令和 6 年度は 3 名の定数が確定している。ま
た、他病院の研修医については専攻医としての受入体制を整え、近
隣の病院に働きかけを行い、高齢者医療の人材育成を行う。
・初期臨床研修医 1 年次 3 名採用
・初期臨床研修医 2 年次 4 名(うち 1 名は中断の再開者)
・初期臨床研修医 2 年次(他院から受入) 2 名
来年度の募集定員は 3 名の予定。令和 8 年度の募集定員として
愛知県に 5 名の増員を要望した。
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・認知症施策推進総合戦略(新オレンジプ
ラン)に基づく認知症サポート医養成研
修は、e ラーニングシステムを利用したオ
ンライン形式と集合研修の複合型で計 5
回の研修を実施し、令和 6 年度の修了者
数は年度計画を上回る 938 人となった。
・認知症の早期発見・対応の支援体制構築
を目指した認知症初期集中支援チームの
チーム員研修は、集合研修の回数を増や
し、集合研修 3 回、オンライン研修 2 回
の計 5 回の研修を実施し、令和 6 年度の
修了者数は年度計画を上回る 1,056 人と
なった(年度計画数値目標(1,000 人)比:
106%)。また当研修会は、各項目を複数の
講師が担当できるように講師の育成も図
っている。チーム員同士での伝達講習を
支援するために、主要講義の内容を当セ
ンターの e ラーニングサイトで行う講義
とオンラインで行うグループワークの 2
構成とした。
・高年齢者医療及び認知症医療に関する
レジデント及び修練医養成のためのプロ
グラムを策定し募集を行った。令和 5 年
度の卒後教育研修評価機構(JSEP)認定取
得に引き続き、令和 6 年度は内科専門医