資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (63 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立長寿医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
年度評価
○評価の視点(定性的視点)
■評価指標
項目別評価調書
1-2
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
(定量的視点)
・生活期におけるリハビリテーション・栄養・口腔管理の協働に
関するケアガイドライン
当センターのリハビリテーション科部スタッフがガイドライン
作成メンバーとして参画し、リハビリテーション・栄養・口腔管
理の一体的取り組みのための国内外初のガイドラインを作成し
た。このガイドラインは「リハビリテーション・栄養・口腔連携
加算」の創設に大きく寄与した。
・非がん疾患のエンドオ
ブライフ・ケアのガイド
ライン、呼吸不全に対す
る在宅緩和医療の指針及
び在宅医療診療ガイドラ
インの普及啓発を行う。
・非がん疾患のエンドオブライフ・ケアのガイドライン、呼吸不
全に対する在宅緩和医療の指針及び在宅医療診療ガイドラインの
普及啓発を行う。
「非がん疾患のエンドオブライフ・ケアのガイドライン」は
Minds のエビデンスライブラリー内に無料掲載している。「呼吸不
全に対する在宅緩和医療の指針及び在宅医療診療ガイドライン」
は当センターホームページに無料掲載している。加えて、日本ソ
ーシャルワーカー協会での人生の最終段階における研修で上記指
針・ガイドの講義を行った。
・高齢者糖尿病診療ガイ
ドライン 2023 の普及啓発
を行う。
・高齢者糖尿病における
認知症予防のための血糖
管理、運動療法・食事療
法を提案する。
また、研究開発の成果
の実用化及び、これによ
るイノベーションの創出
を図るため、必要に応
じ、科学技術・イノベー
ション創出の活性化に関
する法律(平成 20 年法律
第 63 号)に基づく出資並
びに人的及び技術的援助
の手段を活用する。
・高齢者糖尿病診療ガイドライン 2023 の普及啓発を行う。
・高齢者糖尿病における認知症予防のための血糖管理、運動療
法・食事療法を提案する。
・MCI や認知症を有する者を対象に、高齢者糖尿病診療ガイドライ
ンで示されているカテゴリー分類に基づく血糖コントロール目標
値と死亡リスクとの関連を検討した。その結果、目標値に基づ
き、対象者を適正管理群、上限値を超える高血糖群、下限値を下
回る低血糖群に分類したところ、非糖尿病や適正管理群と比較し
て、高血糖群および低血糖群は死亡リスクが高いことが明らかに
なった (Diabetes Care. 2024)。
・高齢者糖尿病 80 名を対象として、持続血糖モニタリングで評価
した血糖指標と、脳小血管病との関連を検討した。脳小血管病
は、ラクナ梗塞、微小出血、基底核における中等度から重度の血
管周囲腔の拡大、大脳白質病変の有無を調査し、脳小血管病スコ
アを算出した。結果として、高血糖指標(平均センサーグルコー
ス、Time above range >180 mg/dL、Time above range >250
mg/dL)および%Time in range が脳小血管病スコアと関連してい
た。また、各脳小血管病との関連においては、高血糖指標およ
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自己評価