資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (48 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立長寿医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
年度評価
○評価の視点(定性的視点)
■評価指標
症化防止を目指すロボッ
ト技術の開発を企業とと
もにリビングラボで進行
させる。
項目別評価調書
1-2
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
(定量的視点)
自己評価
JST ムーンショット型研究開発事業および科研費の支援のもと、 学会等の組織するガイドライン策定委員
FUJI、リビングロボット、ジェイテクト、サンヨーホームズ等の企 会等に参画し研究成果が採用されたもの
業、ならびに名古屋大学との共同研究を通じて、高齢者の日常生活 をいい、第二期中期目標期間の実績を踏
まえ、第三期中長期目標期間中に 34 件以
における身体活動を支援するロボット技術の開発・改良を進めた。
上(年度計画 5 件/年)を目指すもの。
具体的には、起立・着座・歩行を補助する余剰肢ロボット、トイレ
・目標と実績の比較
動作時の下衣の上げ下げを支援するロボット、転倒時の衝撃を緩和
令和 6 年度 9 件 達成率 (9/5=180%)
する懸架型ロボットなどをリビングラボに導入し、医療従事者や健
常者を対象としたインタビュー調査およびアンケート調査、ならび
に健常者を対象とした行動計測を実施した。これらの成果は、国際 ③ その他考慮すべき要素
的な専門学術誌にて1本の論文として発表した(Kato K, et al. 特になし
Electrocardiogram and respiration recordings show a reduction
以上から、研究開発成果の最大化に向け
て特に顕著な成果の創出や将来的な特別
performing care tasks with a transfer support robot.
な成果の創出の期待等が認められるもの
Assistive Technology, 37, 185-193)。
として、自己評価を S とした。
今後の製品実装および臨床現場・在宅環境への展開に向けた基礎
in the physical burden on professional caregivers when
的知見として活用される予定である。
・認知症やフレイル予防
を目的としたコホート連
携プロジェクトやプログ
ラム検証の国際共同研究
を実施する。
・認知症やフレイル予防を目的としたコホート連携プロジェクトや
プログラム検証の国際共同研究を実施する。
世 界 保 健 機 関 ( WHO ) が 提 唱 す る 「 内 在 的 能 力 ( Intrinsic
Capacity)」の評価のために、Integrated care for older people
(ICOPE)ガイドラインに則って作成された評価指標を用いて日本人
高齢者の内在的能力について調査を実施し、121 名のデータを取得
した。
・科学的介護情報システ
ム(LIFE)に関わる事業
を推進し、データベース
を活用して科学的介護推
進に資する研究等を実施
する。
・科学的介護情報システム(LIFE)に関わる事業を推進し、のデー
タベースを活用して科学的介護推進に資する研究等を実施する。
科学的介護情報システム(LIFE)に関わる事業として、新規評価
方法の開発研究に加え、データベースを活用した ADL 変化や要介護
度の変化に関連する因子を検討した。
・CT 画像や筋力、歩行の
新しいサルコペニア評価
法の確立を目指し、栄
養、運動、社会活動促進
・CT 画像や筋力、
歩行の新しいサルコペニア評価法の確立を目指し、
栄養、運動、社会活動促進によるフレイル、ロコモティブシンドロ
ーム改善法について企業等との連携にて開発を進める。
大腿中央部CT画像でのサルコペニア評価につき、AI活用による
効率化を模索し企業との連携の模索を開始した。
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