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資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (73 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立長寿医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標

年度評価

○評価の視点(定性的視点)
■評価指標

・認知症に対する診療に
ついて、センター内外の
知見を集め、診療・介護
を含めた包括的な対応を
充実させる。あいちオレ
ンジタウン構想に基づい
たもの忘れセンター機能
の強化を引き続き推進す
る。

・ロコモフレイルセンタ
ーでの包括的な高齢者医
療(年間 150 件以上)、
包括的な褥瘡治療(年間
30 件以上)を行う。

項目別評価調書
1-3
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

(定量的視点)

・認知症に対する診療について、センター内外の知見を集め、診
療・介護を含めた包括的な対応を充実させる。あいちオレンジタ
ウン構想に基づいたもの忘れセンター機能の強化を引き続き推進
する。
・もの忘れセンター外来では令和 6 年度に、1,145 名の初診患者の
識別診断を行った。認知症の身体合併症や BPSD の治療を行う認
知症専門病棟の病床利用率は 77.5~91.5%、平均在院日数は 23.2
~34.7 日で稼働した。連携病院である大府病院(精神科)とは年
間 101 件の連携事例があった。認知症疾患センターの認知症専門
医療相談として、令和6年度に電話及び面談の相談 839 件あっ
た。
・若年性認知症に関しては、あいちオレンジタウン構想第 2 期ア
クションプランを通じて連携をこれまで以上に強化しつつある愛
知県若年性認知症総合支援センターとともに本人・家族の包括的
な支援を行った。
・認知症地域医療連携協議会を開催し、地域の行政、県、地域包
括支援センター、連携医療機関、認知症介護研究・研修大府セン
ター、認知症の人と家族の会等と国立長寿医療研究センターの活
動の課題や地域課題について協議を行った。
・もの忘れセンターでは認知症の診断後支援として、①軽度認知
障害(MCI)~認知症に対する臨床試験を実施、②認知症による生
活支援(医療・介護の連携)、③身体疾患と BPSD への対応(外
来・入院治療)、④脳-身体賦活リハビリテーション、⑤認知症の
人と家族に対する心理社会的教育支援を積極的に行った。

・ロコモフレイルセンターでの包括的な高齢者医療(年間 150 件
以上)、包括的な褥瘡治療(年間 30 件以上)を行う。
ロコモフレイルセンターで管理運営する、ロコモ、フレイル、
サルコペニアに関する包括的な高齢者医療の初診者数では 112 件
であり、目標値に対する達成率は 75%であった。再診者数につい
ては、1年目受診が 82 名、2年目が 28 名、3年目が 70 名、4 年
目が 14 名、5 年目が 42 名、6年目が 14 名、7 年目が 27 名、8 年
目が 4 名であった。

<包括的な褥瘡治療の件数>
令和 6 年度

72 / 128

25 件

自己評価