資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (74 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立長寿医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
年度評価
○評価の視点(定性的視点)
■評価指標
・フレイル、ロコモティ
ブシンドロームに対する
包括的多職種連携医療シ
ステムを外来で継続推進
し、現行の地域連携シス
テムの評価を行う。
項目別評価調書
1-3
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
(定量的視点)
・フレイル、ロコモティブシンドロームに対する包括的多職種連
携医療システムを外来で継続推進し、現行の地域連携システムの
評価を行う。
ロコモフレイル外来では、多職種連携でのフレイル・ロコモに
対する包括的な医療を継続して行った。多職種での症例検討会
を、2 週間に一回程度の頻度で開催した(R6 年度 26 回)。また、
この多職種が参加する部門運営会議を 3 か月ごとに開催した(年
計 4 回)。また年度後半ではリハ科療法士との連携を図り、療法
士との定期的ミーティングも始めている。地域との医療連携シス
テムについては、イベントを開催し参加者からの受診勧奨体制を
構築し、地域コホートでのフレイル状態の方への受診勧奨体制シ
ステムを体制構築に着手した。
・高齢者に多い皮膚疾患
の問題点を多角的なアプ
ローチで解決する。
・高齢者に多い皮膚疾患の問題点を多角的なアプローチで解決す
る。
令和 6 年度も引き続きニーズの高い高齢者皮膚科診療を有機的に
おこなうための医療体制を整備した。5W 病棟チームスタッフに教
育し、皮膚疾患のもつ多面的な要素を共有するような入院診療計画
書の基本を作成した。令和6年度は延べ 205 名の皮膚科主科での入
院患者を診療した。
・名古屋大学消化器外科
との協力のもとに大腸癌
術後縫合不全と腸内細菌
叢との関連性の研究を実
施し、症例の集積を進め
る。また新たに術後せん
妄に対する介入研究を開
始するために準備を進め
る。
・名古屋大学消化器外科との協力のもとに大腸癌術後縫合不全と
腸内細菌叢との関連性の研究を実施し、症例の集積を進める。ま
た新たに術後せん妄に対する介入研究を開始するために準備を進
める。
・名古屋大学消化器・腫瘍外科との共同研究で腸管吻合を伴う大
腸手術における腸内環境と創傷治癒因子との関連を調べる研究に
関して 42 例の解析結果を 2025 年 4 月の第 125 回日本外科学会で
発表した。また、術後せん妄に対する介入を伴うランダム化比較
試験の症例集積を開始しており、そのプロトコール論文を投稿中
である。
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自己評価