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資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立長寿医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標

年度評価

○評価の視点(定性的視点)
■評価指標

項目別評価調書
1-1
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

(定量的視点)

アミロイドPETの陽性/陰
性判定について、読影者
間での不一致の頻度、不
一致の要因を明らかにす
る。(2)アミロイドPETで
のアミロイドの集積度の
定量値であるセンチロイ
ドスケール値が、複数あ
る計算ソフトウェアの間
で、その値が一致するか
どうかを検証する。
・アルツハイマー病患者
において、症候との関連
が推測される脳内の神経
の機能結合の変化をMRIで
調べ、診断や治療の基礎
となるエビデンスを提供
する。

数ある計算ソフトウェアの間で、その値が一致するかどうかを検
証する。
・アルツハイマー病患者において、症候との関連が推測される脳
内の神経の機能結合の変化を MRI で調べ、診断や治療の基礎とな
るエビデンスを提供する。
BATON研究のデータを活用して次のことを明らかにした。
・アミロイドPETで読影者間での不一致が生じやすい部位がある
ことを明らかにした。
・センチロイドスケール値が,その異なる計算ソフトウェアの間
で高い相関性があるが,値の全域で一定の誤差が生じうること
を明らかにした。
・アルツハイマー病連続体において,後頭葉の小脳の機能的神経
結合が低下することを明らかにした。

・栄養代謝の変化を指標
とした軽度認知障害の解
析から、認知症の発症予
防と本質的な治療法の構
築に資する分子群につい
て検討する。検討から分
子群が得られた場合は、
検証解析によって精査す
る。

・栄養代謝の変化を指標とした軽度認知障害の解析から、認知症
の発症予防と本質的な治療法の構築に資する分子群について検討
する。検討から分子群が得られた場合は、検証解析によって精査
する。
栄養代謝の変化を指標とした軽度認知障害の解析については、
担当職員が異動のため実施できなかった。

・複合的免疫疾患の原因
遺伝子 DOCK11 の免疫細胞
における機能を明らかに
し、その理解に基づいて
新たな治療法の開発を進
める。

・複合的免疫疾患の原因遺伝子DOCK11の免疫細胞における機能を
明らかにし、その理解に基づいて新たな治療法の開発を進める。
マクロファージにおける DOCK11 の役割について検討した。
DOCK11 を欠損することにより、ポドソームと呼ばれる接着斑の形
成が阻害され、その結果として走化性因子に応答した遊走が障害
されることを見出した。また、DOCK11 欠損マクロファージにおい
て、炎症性サイトカインの産生が抑制されていることを明らかに
した。

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自己評価