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資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立長寿医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標

年度評価

○評価の視点(定性的視点)
■評価指標

項目別評価調書
1-1
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

(定量的視点)

カル期からの認知症予防
研究を開始する。

・昨年度より開始した名
古屋市に在住する高齢者
を対象とした高齢者機能
健診(NCGG-SGS)を継続
し、コホートデータの拡
充を図る。登録者はバイ
オバンク登録も同時に行
う。昨年度からの総計
で、最終目標対象者数は
4,000 名とする。これら
の対象者の一部には MRI
撮影を実施して、健常高
齢者の脳画像バンクを構
築する。

・昨年度より開始した名古屋市に在住する高齢者を対象とした高
齢者機能健診(NCGG-SGS)を継続し、コホートデータの拡充を図
る。登録者はバイオバンク登録も同時に行う。昨年度からの総計
で、最終目標対象者数は 4,000 名とする。これらの対象者の一部
には MRI 撮影を実施して、健常高齢者の脳画像バンクを構築す
る。
名古屋市に在住する高齢者を対象とした高齢者機能健診
(NCGG-SGS)を実施し、昨年度からの総計で 3,910 名のコホート
登録およびバイオバンク登録を進めた。また、860 名に対して
MRI 撮影を実施し、高齢者の脳画像バンクの構築を進めた。

イ 加齢に伴う疾患に関
する疾患レジストリの構
築・運用

イ 加齢に伴う疾患に関
する疾患レジストリの構
築・運用



加齢に伴う疾患等を有
する患者情報を多施設か
ら収集するシステムを構
築し、治験等の対象症
例、臨床情報集積機能を
向上させ、引き続き、疾
患レジストリを構築する
とともに、企業等との治
験や臨床研究を迅速かつ
効果的に実施できるよう
データベース等の体制を
整備し、運用する。

加齢に伴う疾患に関する
疾患レジストリの構築・
運用を行うため、中長期
計画の下、次の取組等を
推進する。

令和 6 年度は次の患者レジストリの運用を継続するととも
に、集められた情報の分析を進め、治験や臨床研究を速やかにか
つ効果的に実施できるよう体制を整えた。

・バイオバンクと連携
し、軽度認知障害から認
知症に関する疾患レジス
トリの構築を行い、デー
タベース等を効果的に利
用できるよう整備する。
これを利用して、認知症
の進行リスクに関する研
究、認知症ケア、長期予
後に関する研究を行う。

・バイオバンクと連携し、軽度認知障害から認知症に関する疾患
レジストリの構築を行い、データベース等を効果的に利用できる
よう整備する。これを利用して、認知症の進行リスクに関する研
究、認知症ケア、長期予後に関する研究を行う。
・MCI~認知症に関する疾患レジストリであるiDDRデータベースを
用いて、認知機能正常者(NC)からMCI、MCIからADへと進行する
過程で発現が変動する遺伝子群について調べた。その結果、CNか
らMCIへの移行にはリボソーム関連遺伝子群の関与が、MCIからAD
への移行では、免疫システム、細胞周期、タンパク質プロセシン
グに関連する遺伝子群の関与が明らかとなった。
・認知症の長期予後を解析するデータベース(NCGG-STORIES 研

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加齢に伴う疾患に関する患者レジストリの構築・運用

自己評価