資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立長寿医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
年度評価
○評価の視点(定性的視点)
■評価指標
項目別評価調書
1-1
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
(定量的視点)
する基礎・臨床研究を実
施し、オーラルフレイル
や口腔機能低下・障害の
予防に繋げる。
し、口腔ケア・生活環境・医療者の意識改善の重要性を啓発した
。さらにこれら内容を分かりやすく説明したパンフレットも作成
し、医療現場で活用できるようにした。
加齢により変化する唾液成分が新型コロナウイルス感受性に影
響することを報告し、2型糖尿病治療薬により介入し得ることを
見出した(PMID: 39865553)。さらにこの結果に関するプレスリリ
ースも当センターHP に掲載し、一般の方々に分かりやすく解説し
た(https://www.ncgg.go.jp/ri/report/odr20250128.html)。
・新たに同定したマイオ
カイン候補の機能や役
割、サルコペニア病態と
の関りについて基礎医学
的アプローチにより検討
し、さらに臨床検体を用
いて疾患バイオマーカー
としての有用性について
も検証する。高齢者のADL
低下につながる関節疾患
の動物モデルと患者ゲノ
ム情報で得られた遺伝素
因と新規経路の知見を元
に創薬ターゲット候補を
探索する。
・新たに同定したマイオカイン候補の機能や役割、サルコペニア
病態との関りについて基礎医学的アプローチにより検討し、さら
に臨床検体を用いて疾患バイオマーカーとしての有用性について
も検証する。高齢者の ADL 低下につながる関節疾患の動物モデル
と患者ゲノム情報で得られた遺伝素因と新規経路の知見を元に創
薬ターゲット候補を探索する。
・同定した新規マイオカインの機能や高齢者骨格筋における役割
について、ヒト筋細胞やマウス・ヒト筋組織を用いた解析により
その一端を解明した。また、NCGG バイオバンクの血液試料を用い
て、本マイオカインがフレイルのバイオマーカーとなり得ること
を示した。得られた研究成果の一部を日本サルコペニア・フレイ
ル学会大会で発表し、優秀演題賞を受賞した。
・老年病、特に骨格筋老
化、骨老化および軟骨老
化の発症機序解明を目指
す。またミトコンドリア
ストレス応答による骨-骨
格筋連関機構を解析す
る。
・老年病、特に骨格筋老化、骨老化および軟骨老化の発症機序解
明を目指す。またミトコンドリアストレス応答による骨-骨格筋
連関機構を解析する。
担当者退職のため実績なし。
・自然加齢育成動物(エ
イジングファーム)を用
・自然加齢育成動物(エイジングファーム)を用いた加齢に伴う
生理・生体に関わる表現型解析を進め、臓器、組織レベルで老化
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自己評価