資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (75 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立長寿医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
年度評価
○評価の視点(定性的視点)
■評価指標
項目別評価調書
1-3
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
(定量的視点)
・信頼性と妥当性を有す
る新たな日常生活活動指
標(NCGG-Practical ADL
scale:NCPAS)に関し、
既存の ADL 評価法に対す
る有用性を明らかにする
とともに、引き続きアプ
リ版の開発を進め、完成
を目指す。また介護・福
祉現場における評価を継
続し、データの分析を行
って社会実装の実現に向
けた基盤整備を行いなが
ら、評価に基づくリハビ
リテーション手法につい
ての検討も進める。
・信頼性と妥当性を有する新たな日常生活活動指標(NCGGPractical ADL scale:NCPAS)に関し、既存の ADL 評価法に対す
る有用性を明らかにするとともに、引き続きアプリ版の開発を進
め、完成を目指す。また介護・福祉現場における評価を継続し、
データの分析を行って社会実装の実現に向けた基盤整備を行いな
がら、評価に基づくリハビリテーション手法についての検討も進
める。
医療職および介護者家族を含む非医療職において、NCGGPractical ADL scale:NCPAS と既存の日常生活活動(ADL)評価法
(Barthel Index(BI)および Functional Independence
Measure(FIM))を同一症例に実施し、3 つの評価法の評価時間、一
致率などを比較した。その結果 NCPAS は FIM のように長時間を要
せず実施でき、一方、BI よりも詳細に ADL を評価できることが示
された。現在、このデータを元に論文化を進めるとともに、NCPAS
の完成とアプリ化作業を継続している。
・高齢者に対する補聴器
適合の標準化を行う。補
聴器を使用した聴き取り
向上のためのリハビリを
行う。聴性定常反応
(ASSR)を用いた客観的聴
力検査のデータを蓄積す
る。
・高齢者に対する補聴器適合の標準化を行う。補聴器を使用した
聴き取り向上のためのリハビリを行う。聴性定常反応(ASSR)を
用いた客観的聴力検査のデータを蓄積する。
令和 6 年度補聴器外来初診患者は 161 名で順調に維持できてい
る。語音弁別能が不良な症例や、80 歳以上の高齢患者などには積
極的に聴覚リハビリテーションを提案し、定期的な通院が可能な
患者に対してリハビリを行っている。ASSR を使用して、認知機能
低下を疑う高齢者の聴力評価も行っている。
・高齢者の嗅覚障害と認
知機能の関連について論
文作成する。また、高齢
者に対する嗅覚刺激療法
の効果のデータを蓄積す
る。
・感覚器外来受診者を増
やして聴覚嗅覚味覚平衡
覚の年代別標準データを
蓄積する。
○ センターとして提供
することを求められてい
る医療のレベルに見合っ
た臨床評価指標を策定し
た上で、医療の質の評価
を実施し、その結果を公
表しているか。
・高齢者の嗅覚障害と認知機能の関連について論文作成する。ま
た、高齢者に対する嗅覚刺激療法の効果のデータを蓄積する。
令和 6 年度はこれまでに嗅覚・味覚外来通院した高齢者のデー
タの追跡を行った。嗅覚・味覚外来担当者の退職に伴い、新規症
例の追加についてはいったん終了とする。
・感覚器外来受診者を増やして聴覚嗅覚味覚平衡覚の年代別標準
データを蓄積する。
感覚器外来における五感のデータについて令和 6 年度までに総
数 98 名までデータを蓄積した。
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自己評価