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資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立長寿医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標

年度評価

○評価の視点(定性的視点)
■評価指標

防、治療法の開発につな
げる。

齢者を対象として「後期
高齢者の質問票」の予測
妥当性の検証を行う。

・認知症とフレイルとの
関係を検証するととも
に、機序を解明し、バイ
オマーカーを探索する。
臨床と基礎の相互のフィ
ードバックと融合を行う
ことにより、認知症およ
び高齢者医療に貢献出来
る礎(臨床使用可能なツ
ールおよび基礎データ)
を創造する。

主な業務実績等

(定量的視点)

性を検証し、英文論文として発表した(Geriatr Gerontol Int.
2024 Nov;24(11):1203-1209. )

・認知症とフレイルとの関係を検証するとともに、機序を解明
し、バイオマーカーを探索する。臨床と基礎の相互のフィードバ
ックと融合を行うことにより、認知症および高齢者医療に貢献出
来る礎(臨床使用可能なツールおよび基礎データ)を創造する。
・メイヨークリニックで開発された身体活動頻度質問票および文
化活動頻度質問票の日本語版について検者間信頼性や再現性の結
果を、令和 5 年度では日本老年医学会の英文学術誌に再投稿した
ものの結果は不採択であったため、令和 6 年度において日本医師
会が発行する JMA Journal 誌に投稿し、採択された(Development
of a modified Japanese version of questionnaires to assess
physical and cognitively stimulating activities)。現在、質
問票から計算しえる総身体活動量についての妥当性の検証を進め
るとともに、質問票自体の有用性について臨床現場で検討を始め
ている。マイエブリサイズ®については運動頻度亢進する有意義
な結果を見出し、国際学術誌への投稿を行っている
(MyEveryCise: A method for everyday exercise using “an
activity of daily living” as a cue)。バイオマーカーについ
ても長寿医療研究センター内の他部署や他大学との共同研究のも
と引き続き検討を進めている。


ウ 地域包括ケアシステ
ムの確立に資する研究
地域包括ケアシステム
確立に資するため、ビッ
グデータ分析、モデル事
業の活動性評価、治療・
投薬行為の分析等の多様
な手法に基づき、医療介
護連携や、認知症施策推
進大綱の推進等の政策課
題を達成するための政策
研究を推進する。
また、在宅医療やエン

項目別評価調書
1-1
法人の業務実績等・自己評価

地域包括ケアシステムの確立に資する研究

ウ 地域包括ケアシステ
ムの確立に資する研究
科学的裏付けに基づく
介護等を通じ、地域包括
ケアシステムの確立に資
するため、中長期計画の
下、次の研究等を推進す
る。

・地域在住高齢者の身体
的フレイル、サルコペニ

地域包括ケアシステムの確立に資するため、中長期計画の下、
令和 6 年度は次の研究等を推進する。

・地域在住高齢者の身体的フレイル、サルコペニア、低栄養に関
するコホート調査(東浦研究)を実施する。

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自己評価