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資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (46 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立長寿医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標

年度評価

○評価の視点(定性的視点)
■評価指標

方法、社会的活動の促進
を行うための国際連携も
含めた支援体制等に関す
る研究を促進する。

る。

項目別評価調書
1-2
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

(定量的視点)

族、支援者からの意見を得てマニュアルを改善予定である。

自己評価
機械メーカー、建築・エンタメ業界の企業
と共同研究を進めた。技術開発としては、
空気圧を用いたインナー型ソフトアシスト

・もの忘れセンター受診
者の予後データ整備と解
析・成果報告を実施す
る。

スーツも開発、ライフログ計測技術の高度
・もの忘れセンター受診者の予後データ整備と解析・成果報告を実施

化を行った。認知症施策推進基本計画 「2.

する。

認知症の人の生活におけるバリアフリー化

もの忘れセンター受診者データに医療や介護の公的データを突

の推進」、「7.研究等の推進等・リハビリテ

合するデータセットを整備し、これを解析した。令和 6 年度は行

ーション」に貢献する。

動心理症状や血糖コントロールと早期死亡との関連を解析し、成

・ Global

果を国際誌において発表した(Noguchi T, Saito T, et al.

Sarcopenia(GLIS)の中心メンバーとしてサ

Behavioral and psychological symptoms of dementia and

ルコペニアの診断基準策定の会議に参加

mortality risk among people with cognitive impairment: an

し、その策定に寄与した。「サルコペニア・

8-year longitudinal study from the NCGG-STORIES. J

フレイルの予防・改善に関するデジタルヘ

Epidemiol. 2024;Sugimoto T, Saito T, et al. Impact of Type

ルスのためのガイドライン」を策定した。

2 Diabetes and Glycated Hemoglobin Levels Within the

また、2011 年から毎年開催してきたアジア

Recommended Target Range on Mortality in Older Adults With

の若手老年科医の育成を目的とした老年医

Cognitive Impairment Receiving Care at a Memory Clinic:

学教育プログラム(マスタークラス)を東

NCGG-STORIES. Diabetes Care. 2024)。

京において実施した。

Leadership

Initiative

of

北欧3か国、イギリス、日本の枠組みで認
知症・介護予防のための国際共同研究を3
か年行った(Nordic-Japan FINGER) 。認知

・高齢者や認知症の人に
優しい病院等施設開発の
ための概念整理と介入内
容策定を行う。

症予防のための多因子介入を推進する組織

・高齢者や認知症の人に優しい病院等施設開発のための概念整理と である World-wide FINGERS Network の戦略
介入内容策定を行う。
について議論し、若手研究者を含めて相互
病院においては、1)職員を対象とする高齢者や認知症の人にやさ に訪問し共同研究を進め、老年医学研究の
しい接遇研修を開発・試行し、実施可能性評価を行った。2)利用者 人材育成を行った。認知症施策推進基本計
の道迷いを改善するためのフロアガイドを作成した。3)高齢者や認 画 「12.国際協力」に貢献した。
知症の人に優しい医療機関に関するスコーピングレビューを行っ
た。地域においては、認知症の人にも優しい表示やトイレ、ともに
楽しめる肯定的プログラムを開発した。

・認知症当事者の家族か
ら「認知症について配慮
や理解を得たい点」、認
知症当事者からは「話し
たい内容」をヒアリング

・認知症当事者の家族から「認知症について配慮や理解を得たい
点」、認知症当事者からは「話したい内容」をヒアリングし、当
事者の声に基づき、対話をしながら情緒支援が可能なチャットボ
ットを東京都健康長寿医療研究センター、杏林大学と共同開発す
る。
・東京都健康長寿医療研究センター、杏林大学と共同し、回想法

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<定量的指標>
■臨床研究(倫理委員会にて承認された
件数をいう。)実施件数
・目標の内容
中長期目標期間中、1,200 件(年度計画
200 件/年)
・目標と実績の比較
505 件(対令和 6 年度計画 253%)