資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (81 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立長寿医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標
年度評価
○評価の視点(定性的視点)
■評価指標
項目別評価調書
1-3
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
(定量的視点)
スでは、すべての院内発症例(58 例)に関して褥瘡発症の直接的な
要因を検討した。このような地道な取り組みによって高齢者の褥瘡
発症要因を共有することができた。
・栄養サポートチームの活動実績
栄養サポートチーム(以下 NST)は、医師、管理栄養士、薬剤師、
看護師の 4 職種にて週に 1 回ラウンドを行い、その後、言語聴覚士、
MSW、臨床検査技師が加わり、カンファレンスを行っている。
低栄養状態や、栄養管理に苦慮している患者などに対し、主治医
あるいは関連スタッフより依頼を受けて活動している。介入患者の
栄養状態を評価し、必要栄養量を算出し、栄養補給ルートを含む、
栄養メニューを提案している。
令和 6 年度は、NST の体制も大きく変化したため、年間 250 件の
介入を目標として活動した。回診回数は 50 回、新規依頼件数は 142
件、延べ対応件数は 247 件、うち、栄養サポートチーム加算は 166
件算定し、目標に対し、98.8%の達成率であった。
NST 研修会は 2 回開催し、7 月は 32 名、2 月は 60 名参加した。
・排便サポートチームの活動実績
2022 年 8 月に開設された摂食嚥下・排泄センターに所属する消化
管排泄機能研究室においては、診療報酬上の算定は現状ではできな
いが、高齢者における排便ケアの重要性を鑑みて、医師、看護師、
薬剤師、療法士よりなる多職種で連携をとる排便サポートチームを
設置した。高齢者の排便管理の質の向上を目指すとともに、政策面
においては、「排便サポートチームの有用性」に関するエビデンス
を収集して診療報酬に関して提言を行うことを目標としている。
認知症専門病棟において、排便したことを忘れてしまうために正
確な排便状況の把握が困難な認知症患者を対象に 2020 年 9 月より
排便サポートチームによる週 1 回の多職種介入を開始した。2024 年
度では、実人数 145 人(1 人あたり 1 回〜7 回)、のべ 478 回の介入
を行った。
・排尿排泄ケアチームの活動実績
①排尿自立支援加算:排尿ケアラウンド(HKT)
排尿ケアラウンド(HKT)は、HKT メンバーに加え、高齢者看護開発
チーム「排泄」のリンクナースおよび担当師長が同行し、病棟ラウ
ンドとカンファレンスを実施した。
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自己評価