【議題(21)資料21】令和8年度国の施策並びに予算に関する提案・要望 (17 ページ)
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公開元URL | https://www.nga.gr.jp/conference/r07/post_5.html |
出典情報 | 全国知事会議(7/23、7/24)《全国知事会》 |
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果を発信し、国民一人一人が参画・応援する機運を醸成するとともに、相談窓口
の設置やサポート人材の育成・派遣など、農福連携を推進し、支援する体制の整
備を促進すること。
また、ノウフクJASの認証取得と商品等の販売促進に向けた支援の充実を図
るとともに、農福連携による農産物等の生産活動を支援する農山漁村振興交付金
(地域資源活用価値創出推進・整備事業(農福連携型))及び施設外就労のマッチ
ング等を支援する工賃向上計画支援等事業(特別事業)について、都道府県等の
要望に対応できるよう、制度の拡充と十分な予算を確保すること。
(29)サツマイモ基腐病については、全国的な広がりが見られることから、被害軽減
を図るため、ほ場に基腐病菌を「持ち込まない」、
「増やさない」、
「残さない」対
策を総合的に推進するとともに、必要な予算を確保すること。
また、茎根腐細菌病の原因究明と防除技術の確立を早急に進めること。
5 林業の振興について
(1)森林を適正に管理して、林業・木材産業の持続性を高めながら成長発展させる
ことで、2050 年ネット・ゼロ(カーボンニュートラル)を見据えた豊かな社会経
済を実現するため、以下をはじめとする施策を充実させるとともに、必要な予算
を十分かつ安定的に確保すること。
ア 主伐後の再造林及び間伐や路網整備、高性能林業機械の導入、木材加工流通施
設、木造施設、木質バイオマス利用設備の整備といった、川上から川下に至る総
合的な取組(サプライチェーンの構築等)に必要な予算の十分な確保
イ 広く消費者に木材利用の意義や魅力の周知・啓発を図るため、木材の特性や木
材活用のメリット・効果の発信強化及び「木づかい運動」や「木育」 などの取
組の推進
ウ 非住宅分野における木造化・木質化や、木塀など外構構造物への木材利用など、
国産材の需要創出に対する予算の十分な確保
エ CLTや木質耐火部材等の新たな技術を用いた木質部材の普及促進に向け、モ
デル的な建築物の整備や建築関係基準の拡充、建築士等の技術者の育成などの取
組の推進
オ 国際博覧会などの様々な機会を通じて日本の木の文化や技術を世界に発信
カ ICT等を活用し資源管理や生産管理を行う「スマート林業」や、自動化機械
の開発、早生樹等の育種などの技術革新による伐採・搬出や造林の省力化・軽労
化など、「林業イノベーション現場実装推進プログラム」に基づく取組の推進
キ 中高層木造建築用に新たな技術を用いた木質部材の開発・製造の取組への支援
の充実・強化
(2)森林の有する多面的機能を持続的に発揮し、健全な森林づくりを推進するとと
もに、森林吸収源対策による脱炭素社会の実現に貢献するため、以下をはじめと
する施策を充実させるとともに、必要な予算を十分かつ安定的に確保すること。
ア 造林や間伐、気象災害等による被害森林の復旧、森林管理に必要となる路網の
整備など森林の有する機能を維持・増進させるための森林整備及び松くい虫等の
防除、ナラ枯れ被害対策などの森林病害虫対策に必要な予算の十分な確保
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