『規制改革実施計画』 (25 ページ)
出典
公開元URL | https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_plan.html |
出典情報 | 規制改革実施計画(6/13)《内閣府》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
アドレナリンの筋肉内投与、③気管切開チュ 置
ーブの事故抜去時のチューブの再挿入、④急 d: 令 和 7 年 度 か
性冠症候群等に対する心電計の使用による ら、a の前段、b の
12 誘導心電図の測定と伝送及び⑤心肺停止 中段及び c の前段
を対象にした自動式人工呼吸器による人工 の措置まで継続的
呼吸)について、その後厚生労働省の検討会 に検討・措置
等による具体的検討が行われているものは
②のみであることから、これまでの検討等を
踏まえつつ、処置ごとに検討期限を設けた上
で速やかに検討を行い、結論を得た上で、速
やかに必要な法令上の措置を講ずる。
また、消防庁は、上記検討について、厚生
労働省の求めに応じ、必要な協力・助言を行
う。
b 厚生労働省は、検討委員会の評価が「未
了」
(
「提案内容について精査中であり、検討
委員会としての判断に至っていない。」との
評価。
)とされている処置(①外傷による出血
性ショックに対するトラネキサム酸の静脈
内投与(生理食塩水の投与も含む。)
、②医師
等により乳酸リンゲル液以外で確保された
静脈路からのアドレナリン投与、③チューブ
誘導機能を有さないビデオ硬性挿管用喉頭
鏡を用いた気管内チューブによる気道確保
の実施、④幸帽児に対する卵膜の用手的な破
膜、⑤低血糖発作症例に対するグルカゴン粉
末製剤の点鼻投与及び⑥院外心停止に対す
る薬剤投与のための骨髄穿刺システムを用
いた骨髄輸液路確保)について、処置ごとに
検討期限を設けた上で新たな救急救命処置
の候補とすることについての評価の検討を
行い、結論を得る。
その上で、当該結論を踏まえ、新たな救急
救命処置の候補とする処置については、処置
ごとに検討期限を設けた上で速やかに検討
を行い、結論を得た上で、速やかに必要な法
令上の措置を講ずる。
また、消防庁は、上記検討について、厚生
労働省の求めに応じ、必要な協力・助言を行
う。
c 厚生労働省は、a 及び b において検討が要
請されているもの以外の処置について、救急
医療現場では、例えば、細胞外液等の電解質
輸液を用いた静脈路確保及び輸液、急性冠症
候群に対するニトログリセリンスプレー・ア
スピリンの投与、心不全による低酸素血症に
対するCPAPマスクを用いた非侵襲的人
工呼吸等、新たなニーズがあるとの指摘を踏
まえ、救急医療に関わる団体等からの要望・
提案を募集した上で、新たな処置を救急救命
処置の範囲に追加することの可否を検討・判
断する。
要望・提案の募集に際しては、検討委員会
の評価が「差し戻し」
(
「必要な情報やそれを
21