『規制改革実施計画』 (110 ページ)
出典
公開元URL | https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_plan.html |
出典情報 | 規制改革実施計画(6/13)《内閣府》 |
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い、結論を得次第、市区町村及び士業者団体
と連携して、速やかに所要の措置を講ずる。
d 法務省は、所有者不明土地(現所有者の氏
名又は名称やそれらの所在が直ちに確認で
きない土地をいう。)を早期に解消する観点
から、相続登記の義務化や手続の簡素化・合
理化等所管する制度の効果分析・評価を行
う。また、効果分析・評価の結果を踏まえ、
必要に応じて、所管する制度の見直しを行
う。
e 法務省は、現所有者の氏名又は名称やそ
の所在が直ちに確認できない所有者不明建
物について、建物は土地と異なり、一般的に
取壊しや老朽化により滅失するものとされ
ている一方で、構造によっては長寿命化して
おり、現に、国内の住宅総数に占める空き家
数が上昇している、との指摘を踏まえ、解消
事業や c,d の対象として、限られた予算・人
員を効率的・効果的に活用する観点にも留意
しつつ、耐用年数の長い建物や長期間空き家
状態が続いている建物で、優先度の高い所有
者不明建物についても適用することを検討
し、結論を得次第、速やかに所要の措置を講
ずる。
(2)健康・医療・介護
No.
1
事項名
規制改革の内容
実施時期
所管府省
我が国におけるオンライン診療は、医師、
患者双方にとって、対面診療(外来診療、入
院診療及び在宅診療。以下同じ。
)とは異なる
新たな診療形態の選択肢として、医事法制の
解釈運用により、機動的かつ柔軟にその実施
が図られてきた。他方、例えば、人口減少、
a:令和6年度検討
高齢化、医師不足等を背景に医療提供体制の
開始、法令上の措
維持に苦慮している地域や、働く人々の受診
置施行までに結
可能な時間と医療機関の開院時間のミスマ
論、結論を得次第
ッチが生じている地域、災害の発生した地域
速やかに措置
等、多種多様な現場がある中においては、現
b:令和6年度検討
行の医事法制の解釈運用では限界があるこ
開始、a の法令上の
地域におけるオンライン
となどを踏まえ、医事法制にオンライン診療
診療の更なる普及及び円
措置施行までに結 厚生労働省
を位置付け、その運用基準等を明確化するこ
滑化(再掲)
論、結論を得次第
となどが必要である。その際、オンライン診
速やかに措置
療が現場の医師、患者双方の合意の下で医療
c:令和7年度検
の安全性を確保しつつ実施されることを前
討・結論・措置
提として、現行の解釈運用に至った経緯や現
d:令和7年度開
場の運用実態を十分踏まえつつ、実際に現場
始、令和9年度ま
のオンライン診療の取組が普及及び円滑化
で継続的に措置
し、患者に恩恵がもたらされるよう、課題解
決を図ることが重要である。上記を踏まえ、
地域におけるオンライン診療の更なる普及
及び円滑化のため、患者・利用者本位の立場
から、以下の措置を講ずる。
a 厚生労働省は、例えば、オンライン診療専
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