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都道府県・市町村向け認知症施策推進計画策定の手引き (94 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index.html
出典情報 都道府県・市町村向け認知症施策推進計画策定の手引き(4/30)《厚生労働省》
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本手引きの要点

1.

3.3.基本計画における KPI の考え方
(1)概要
基本計画では、認知症施策の効果を評価するための関連指標として「KPI」が設けられており、
KPI に基づく評価を踏まえた認知症施策の立案の見直しを行っていくことが重要であるとされ

計画の意義・目的

2.

計画策定のポイント

3.

施策
 検討・
 実施時の留意点

3.1.



第1期基本計画中に達成すべき重点目標等

(関連指標の基本的な考え方)
(略)
第1期基本計画においては、
(1)地方公共団体等における認知症施策の立案、実施、評価におけるプロセス(認知症
の人の参画状況、分野横断的な関係者との取組状況等)等により多面的に把握する
という観点【プロセス指標】
(2)重点目標に資する認知症施策の実施状況等を把握するという観点
【アウトプット指標】
(3)認知症の人や家族等の当事者の認識、あるいは国民の認識を確認することを通じて、
共生社会の実現状況を把握するという観点【アウトカム指標】
から認知症施策の推進に取り組む必要があり、これらに照らして第1期基本計画期間の
認知症施策の効果を評価するための KPI を以下の表のとおり設定する。
プロセス~アウトプット~アウトカムの指標は相互に関連する一連の流れになっており、
アウトカム指標において共生社会の実現状況を把握するためにはアウトプット指標における

3.3.

また、KPI はあくまで認知症施策の効果を評価することを目的としたものであり、最終的に

基本計画における
 KPIの考え方

基本
 的施策ごとに
留意すべき点


3.2.

ています。それぞれの指標毎に以下の考え方が示されています。

施策の実施状況を把握する必要があり、さらに施策の実施状況を把握するためにはプロセス
指標における施策の立案、実施、評価の過程を把握する必要があります。こうした関連性も
意識しつつ評価を行うことが重要であり、各自治体において独自の指標を設ける場合や施策
立案、実施の際にも留意しましょう。
は都道府県・市町村ごとの地域における認知症に関するビジョンを実現することが目標であ
ることから、KPI の値を高めること自体が目標ではないという点にも留意が必要です。KPI の
検討にあたっては、個々の自治体の計画策定スケジュールも踏まえ、数字ありきの対応にな
らないよう、注意しながら進めていきましょう。

参考資料

3.4.

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