都道府県・市町村向け認知症施策推進計画策定の手引き (72 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index.html |
出典情報 | 都道府県・市町村向け認知症施策推進計画策定の手引き(4/30)《厚生労働省》 |
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1.
(5)保健医療サービスおよび福祉サービスの提供体制の整備等
【国の基本計画における施策の目標】
認知症の人が、居住する地域にかかわらず、自らの意向が十分に尊重され、望む場で質
の高い保健医療及び福祉サービスを適時にかつ切れ目なく利用できるように、地域の実
計画の意義・目的
2.
計画策定のポイント
3.
施策
検討・
実施時の留意点
3.1.
基本
的施策ごとに
留意すべき点
3.2.
基本計画における
KPIの考え方
3.3.
参考資料
3.4.
情に応じたサービス提供体制と連携体制を整備し、人材育成を進める
制を整備し、人材育成を進める
【国の基本計画における施策の実施事項】
(1)専門的な、又は良質かつ適切な医療提供体制の整備
1.認知症の人が住み慣れた地域で希望に沿った生活ができ、自らの意向が十分に
尊重されるよう、居宅、介護事業所・施設、医療機関において、必要な医療・
介護の提供が可能となる体制整備を推進する。また、併存する身体疾患や精神
疾患について、かかりつけ医や地域包括支援センター等が必要な医療機関につ
なぐことができるよう必要な取組を推進する。(国・都道府県・市町村)
2.認 知症疾患医療センターについて、地域の実情に応じて、認知症の専門相談、
鑑別診断、薬物療法・非薬物療法、地域連携、認知症の人やその家族に対する
診断後支援までの一貫した支援を実施するため、アルツハイマー病を始め、他
の様々な認知症の背景疾患に対応できるよう専門職への啓発を実施するなど、
相談機能の充実を含めた認知症疾患医療センターの機能の在り方を検討し、必
要な対応を行う。(国・都道府県・指定都市)
3.尊厳あるケアと適切な医療を提供することを目指し、行動・心理症状(BPSD)
に対する理解及び対応力向上を図るための研修を実施すること等により、チー
ムケアを推進する。(都道府県・市町村)
4.ポリファーマシー対策を推進するため、かかりつけ薬剤師としての役割を発揮
できる薬剤師の配置を促進する。また、認知症の人の口腔機能等の維持・向上
のため、専門職による口腔管理等を推進する。(都道府県・市町村)
5.高齢者の介護予防や生活の質の維持、日常生活・社会生活の活発化のために重
要な難聴の早期の気付きと対応の取組を促進するとともに、その効果を検証す
る。(国・都道府県・市町村)
【都道府県・市町村にて計画の内容を検討する際の留意点】
(ア)都道府県・指定都市が中心となり、認知症疾患医療センターの課題やニーズ
を把握する
認知症疾患医療センターは、相談、鑑別診断から診断後支援まで一貫した支援の提
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