よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


都道府県・市町村向け認知症施策推進計画策定の手引き (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index.html
出典情報 都道府県・市町村向け認知症施策推進計画策定の手引き(4/30)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。



都道府県計画・市町村計画については、各自治体で国の基本計画に記載された内容を
参考にしつつ、基本的施策1~8(※7研究等の推進等は主に国を中心に推進)ごと
に各地域で取組むべき施策が検討されると想定されます。本項目では基本的施策ごと
に、都道府県計画・市町村計画を検討・策定する際の留意点を紹介します。
なお、計画策定の際には、国の基本計画に記載された内容を踏まえつつも、それをそ
のままなぞるのではなく、それぞれの地域で目指す姿や課題を踏まえて内容を検討す
ることが重要です。国の基本計画に記載された内容についても、網羅的にまんべんな
く実施するというよりは、各自治体の実態に合わせて優先順位付けをしたり、重点的
に取り組む施策を検討したりすることで、より地域住民を含めた関係者に伝わりやす
容は、相互に影響を与え、連動性があることを踏まえて、具体的な計画の内容を検討
することが求められます。



地域の実態に合わせた計画を策定するためには、以下の3つのステップを踏むことが
効果的であると考えられます。なお、基本法の趣旨を踏まえ、いずれのステップにも
重要です。
1.目標に照らした地域の認知症の人の暮らしの振り返り
・まず、国の基本計画に記載された基本的施策ごとの「施策の目標」を参照し、各
施策を実施するうえで目指すべき姿・目標を確認します。そのうえで、目標に照
課題を確認します。
・例えば、基本的施策⑥相談体制の整備等では「認知症の人と家族等が必要な社会
的支援につながれるように、相談体制を整備し、地域づくりを推進していくこと」
が「施策の目標」として掲げられています。そのため、各都道府県・市町村で計
的支援につながることができているか」を認知症の人と家族等の参画を得ながら、
振り返り、達成できている点や課題等を確認することから始めると良いでしょう。
【イメージ】
認知症の人の声を踏まえると、これまで認知症カフェなどでピアサポート活動

3.3.

基本計画における
 KPIの考え方

画策定の内容を検討する際には、各地域にて「認知症の人と家族等が必要な社会

3.2.

基本
 的施策ごとに
留意すべき点


らして、これまでの地域の認知症の人の暮らしを振り返り、達成できている点や

3.1.

施策
 検討・
 実施時の留意点

認知症の人と家族等の参画を得て、意見を聴き、対話しながら、検討を進めることが

3.

計画策定のポイント

く、実践につながる計画になると考えられます。また、各基本的施策における取組内

2.

計画の意義・目的



1.

本手引きの要点

3.2.基本的施策ごとに留意すべき点

が行われてきたが、認知症の診断後支援につなぐための相談体制が不十分
参考資料

3.4.

25