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都道府県・市町村向け認知症施策推進計画策定の手引き (74 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index.html
出典情報 都道府県・市町村向け認知症施策推進計画策定の手引き(4/30)《厚生労働省》
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本手引きの要点

1.

① 専門的医療機関としての機能
② 地域連携拠点としての機能
③ 診断後等支援としての機能
④ アルツハイマー病の抗アミロイドβ抗体薬に係る治療・相談支援機関として
の機能

計画の意義・目的

2.

計画策定のポイント

3.

施策
 検討・
 実施時の留意点

3.1.

基本
 的施策ごとに
留意すべき点


3.2.

(3)センター事業に携わる職員の研修等の推進
また、認知症疾患医療センター運営事業実施要綱には、認知症疾患医療センターは
認知症初期集中支援チームの活動に協力することとされています。まずは認知症疾患
医療センター運営事業の実施主体である都道府県・指定都市と、認知症初期集中支援
チームの実施主体である市町村が情報連携し、互いの活動状況・課題の共有から始め
ることが重要です。さらに、居住する地域にかかわらず、質の高い保健医療および福
祉サービスを適時にかつ切れ目なく利用できるように、都道府県は地域ごとの差が生
まれないように活動を監督することが求められます。
【認知症疾患医療センターと認知症初期集中支援チームの連携に関する取組事例】
●福岡県飯塚市・嘉麻市・桂川町:認知症(疾患)医療センターのサポート医や専門職
を認知症初期集中支援チームへ派遣
認知症(疾患)医療センターの指定を受けている飯塚記念病院では、飯塚医師会(飯
塚市・嘉麻市・桂川町)に設置されている認知症初期集中支援チームに対し、サポー
ト医5名および専門職4名(同法人である訪問看護ステーションのスタッフを含めて
5名)を派遣している(令和7年4月1日現在)。認知症疾患医療センターと認知症初
期集中支援チームの関係者がともに活動することで、所属間・職種間でのコミュニケー
ションが活性化し、事業を超えた交流・連携が実現している。

基本計画における
 KPIの考え方

3.3.

(2)保健医療福祉の有機的な連携の確保(国・都道府県・市町村)
1.独居など認知症の人を取り巻く課題を踏まえ、かかりつけ医、地域包括支援セ
ンター、認知症地域支援推進員、認知症サポート医、認知症初期集中支援チーム、
居宅介護支援事業所、認知症疾患医療センターを含む専門医療機関等について、
地域の実情に応じた機能や、連携の強化を図る。(都道府県・市町村)

参考資料

3.4.

2.認知症初期集中支援チームは、認知症の人の意向に基づいた地域生活を続ける
ための相談・支援をする多職種チームであり、地域の実情に応じてその在り方
を見直し、独居や身寄りのない認知症の人や複合的な課題を抱えたケースの支
援など、役割を検討する。(都道府県・市町村)
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