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都道府県・市町村向け認知症施策推進計画策定の手引き (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index.html
出典情報 都道府県・市町村向け認知症施策推進計画策定の手引き(4/30)《厚生労働省》
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本手引きの要点

1.

ます。一方、本人ミーティングやピアサポート、認知症カフェ等でしか本人発信がで
きないわけではありません。医療機関や介護事業所、地域包括支援センター、行政の
窓口、通いの場、サロン、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、飲食店など、
地域のいたるところで認知症の人のつぶやきは発信されており、その声を計画策定や
施策の検討等につなげることができます。

計画の意義・目的

2.

計画策定のポイント

3.

施策
 検討・
 実施時の留意点

3.1.

基本
 的施策ごとに
留意すべき点


3.2.

基本計画における
 KPIの考え方

3.3.

「本人発信」は発信して終わりではなく、その発信を地域に届け、地域住民一人一人
の認知症に関する知識および認知症の人に関する理解の深化につなげることが重要で
す。どのような知識や理解が地域で不足しているかは地域で生活している認知症の人
が最も理解しています。そのため、地域住民に理解してもらうべき認知症に関する知
識および認知症の人に関する理解の内容を認知症の人と共に考えることが重要です。
なお、認知症の人の声や発信を施策と地域づくりに生かすためのポイントや、その
具体例については、令和 4 年度厚生労働省老人保健健康増進等事業の成果物「今と未
来のために、認知症の本人とともに、暮らしやすい地域をつくろう−あなたのまちで、
あなたのアクションを!」(一般社団法人

人とまちづくり研究所)に整理されていま

す。また、希望大使の具体的な活動事例や活躍支援に向けたポイント等については、
「地
域版希望大使の任命と活躍の手引き−地域での活動事例集−」(一般社団法人日本認知
症本人ワーキンググループ)を参照ください。
【一人一人の希望に応じた多様な「本人発信」に関する取組事例】
●京都府宇治市(京都認知症総合センター):本人の声を「冊子」として発信
宇治市(京都認知症総合センター)では、当事者同士の出会いの窓口として「オレ
ンジドアノックノックれもん」を開催・運営しており、そこで語られた本人や家族か
らの生の言葉や率直な想いを、冊子としてまとめた。
●静岡県藤枝市:本人の声を「動画」として発信
藤枝市では、日頃からともに活動して
いる当事者や認知症の人に優しいお店・
事業所等が協働し、「共創のまちづくり
~認知症と共に生きる、私たちの声~」
と題して、当事者からの声を届ける動画
を制作した。
参考・出所:https://www.youtube.com/watch?v=JQtpUZck3b4

参考資料

3.4.

30