都道府県・市町村向け認知症施策推進計画策定の手引き (45 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index.html |
出典情報 | 都道府県・市町村向け認知症施策推進計画策定の手引き(4/30)《厚生労働省》 |
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省いている。また、認知症などで金融取引に不安が感じられる方を金融機関窓口で把
握した際に、神戸市(市社会福祉協議会)の相談窓口へ取り次ぐこと、神戸市(市社
1.
本手引きの要点
助成制度の認知機能精密検査受診者に発行される「認知機能精密検査結果」を、金融
会福祉協議会)への相談において金融機関の提供するサービスが必要である方を把握
見し、適切な機関への相談につなげるための連携強化に取り組んでいる。
●東京都:認知症カフェのデジタル化
東京都では、東京都板橋区の協力のもと、スマートフォン等のデジタルを活用した
コミュニケーションを図れる認知症カフェの実現を目指し、モデル事業を実施した。
は週1回~月1回開催し、本人や家族、支援者等と広く交流してきた。新型コロナ感
染症の影響によって対面で集まることが難しい時期や遠方に住んでいる家族の参加意
向があったことから、認知症カフェ運営者へのアンケートやワークショップを通して、
認知症カフェ運営者向けのオンライン認知症カフェに関するリーフレットやマニュア
参考:https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/business/digital-divide/
guideline/guideline_02
東京都清瀬市では、「きよせオレンジガイドブック」(認知症ケアパス)の改定にあ
たり、日頃から関わっている本人たちに意見を聞いたところ、「わかりにくい!」との
声を受けた。改めて、ゼロから本人たちと一緒にケアパスの内容を考え、メッセージ
参考:https://www.city.kiyose.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/
001/013/032/r6orannjigaido.pdf
●福岡県大牟田市:タウンウォーク
ク(=自分でできること)」活動を行っている。同活動では、認知症の人自身の予防的
な取組として、①地図アプリを活用した練習、②ヘルプカードを使った練習を実施。
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3.4.
参考資料
福岡県大牟田市では、認知症とともに生きるまちづくりの一環として、
「タウンウォー
3.3.
基本計画における
KPIの考え方
等も盛り込む形で改定した。
3.2.
基本
的施策ごとに
留意すべき点
●東京都清瀬市:本人と一緒につくるケアパス
3.1.
施策
検討・
実施時の留意点
ルを作成した。
3.
計画策定のポイント
東京都板橋区には、令和3年8月1日時点で 32 の認知症カフェがあり、各認知症カフェ
2.
計画の意義・目的
した際に、相談者の情報を金融機関と連携することなど、支援が必要な方を早期に発