事例紹介（事務の標準化・広域化⑤）
川崎市
○

各区役所業務を集約する保険事務センターの設置

各区役所での窓口体制について、以下の課題を認識。
・業務量の増に対応できる持続可能なサービス提供体制の維持

・事務処理の信頼性の向上

・窓口混雑解消に資する業務の効率化

・不当利得の更なる縮減

・区窓口における働き方・仕事の進め方改革の推進
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令和４年１月から「川崎市保険コールセンター」内に「川崎市保険事務センター」を設置し、以下の取組を実施。
・定型的な入力事務や発送業務を保険事務センターに集約
・区役所で届出書等をスキャンして、保険事務センターのＲＰＡ・バッチ処理でデータを自動入力
・戸籍や住民票の異動を伴わない国民健康保険・国民年金に係る資格得喪手続きを区役所の区民課から保険年金課へ業務移管
・国民健康保険被保険者証の郵送化の実施

市民(被保険者)
①届出書提出

区役所・支所の窓口
②届出書受付

保険事務センターのシステム

保険事務センターの作業

⑤国保システム共有フォルダに格納
【オペレーター】

添付書類
届出書等

③書類の内容確認

⑥届出書を自動でデータ化

④届出書、添付書類をスキャン
【主な発送書類】
・被保険者証
・口座振替開始のお知らせ
・限度額適用･標準負担額減額認定証
・特定疾病療養受療証
・過誤納金還付通知書
・支給決定通知書 等

⑦データの確認
・自動処理の可否 ・届出書との突合 ・内容確認
【自動処理可】
定型的なもの

【自動処理不可】
特殊なもの

【不明な点は電話等で本人に確認】
⑧バッチまたはRPA処理
でシステム入力

※RPA処理
Robotic Process Automationの略。
スキャナ等で読込んだデータ
を人に代わり処理を行う
⑩バッチ処理により帳票を出力
自動化ツール

【被保険者証は３～４日で自宅へ郵送】

⑨届出書等の
内容をシステム
へ入力

⑪発送処理

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