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保険局国民健康保険課説明資料 (184 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24135.html
出典情報 全国高齢者医療主管課(部)長及び国民健康保険主管課(部)長並びに後期高齢者医療広域連合事務局長会議(2022年3月2日開催 3/2)《厚生労働省》
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糖尿病性腎症重症化予防の基本的な方向性
基本的な方向性
○重症化予防に取り組む市町村及び広域連合は増加しているが、なお小規模自治体を中心に都道府県ごとに差がみられることから、
引き続き取組自治体を増やすとともに、今後は地域における重症化予防の取組の充実・底上げを図る。
○特に、以下の点に留意する。
①都道府県の体制整備(都道府県版プログラム改定等)の推進
④保険者・かかりつけ医・専門医・専門職による連携の強化
②市町村と糖尿病対策推進会議等との連携の強化
⑤保険者間の連携・一体実施
③対象者層の明確化とそれに応じた適切な介入の推進
今後の予定
1.重症化予防WGにおける検討の深掘り
・取組状況の把握(調査実施等)
2.調査研究
○介入・支援の効果やエビデンスを検証
・研究班等(プログラムに基づく介入効果の検討等)
・大規模実証事業(優先的に介入すべき対象群の検討等)

・重症化予防の推進支援等の検討
3.重症化予防事業の更なる推進等
・好事例の収集、自治体規模等に応じた事例の公表等
・効果的な研修方法の検討(国保中央会実施)
・47都道府県にて自治体職員対象セミナーの実施(国
保連合会実施)

4.取組に対する財政支援 ※予防・健康づくり支援交付金の積極的な活用を推進
○市町村が実施する保健事業に対する助成
・国保ヘルスアップ事業 ※市町村が実施する特定健診未受診者対策、生活習慣病重症化予防等に係る経費等を助成する
○都道府県が実施する保健事業等に対する助成
・都道府県国保ヘルスアップ支援事業 ※都道府県が実施する基盤整備、現状把握・分析等に係る経費等を助成する
○広域連合が実施する保健事業に対する助成
※高齢者の低栄養防止・重症化予防等に係る経費を助成する

5.保険者努力支援制度、後期高齢者医療制度の保険者インセンティブによる評価
○取組の質の向上に向けて評価指標を見直し
・過年度の実施状況等を見つつ、日本健康会議重症化予防WGでの議論も踏まえ、翌年度の評価指標を設定
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